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大阪府八尾警察署協議会会議録(令和7年第3回)

開催日時

令和7年10月7日(火曜日)午前10時から午前11時15分までの間

開催場所

大阪府八尾警察署 柔道場

出席者

委員

渡邊会長、西田副会長、伊藤副会長、二宮委員、首藤委員、西村委員、中西委員、相馬委員、村田委員、島田委員、水野委員、池田委員、木村委員

警察

署長、副署長、総務課長、留置管理課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、交通課長、警備課長、犯罪抑止戦略官(刑事課長代理)、広聴相談係長

議事概要

1 会長挨拶

お忙しい中、八尾警察署協議会にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
本日も忌憚のない御意見をよろしくお願いいたします。

2 署長挨拶

現在、当署管内では交通事故が多発しておりまして、今年に入り残念ながら7人の尊い命が失われております。
また、特殊詐欺については、被疑者を割り出し全国に指名手配をかける等署を挙げて対応していますが、発生が止まらない状況です。
皆様のお力もお借りしながら、抑止検挙対策を推進して参りたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

3 警察からの業務説明

(1) 社会貢献型自動販売機の紹介

大阪府公安委員会から「犯罪被害者等早期援助団体」として指定された認定NPO「大阪被害者支援アドボカシーセンター」に、清涼飲料の売上の一部を寄付することができる社会貢献型自動販売機というものがございます。
来月には犯罪被害者週間もございますので、この機会に導入の御検討をよろしくお願いいたします。

(2) 当初管内の犯罪発生情勢

特殊詐欺については、発生件数・被害額共に増加傾向にあります。
最近多発しているのが、警察官を騙りLINE(ライン)のビデオ通話を利用して逮捕状を示し、インターネットバンキング等でお金を騙し取る手口です。当初は、高齢者の被害が目立ちましたが、最近は若者もよく騙されている傾向にあります。
詐欺被害仮想体験ツールもありますので、ぜひ体験してみてください。

(3) 久宝寺緑地の健全化と安全対策の取組

近年久宝寺緑地では、車上ねらいや集団暴行事件等が発生しています。また、深夜帯において男性の同性愛者等が性的な行為を行う等、SNS上で有名なスポットとなっております。
これらの現状を踏まえ、当署では管理者である大阪府に、防犯カメラの設置や樹木の整備等の働きかけを行ったり、夜間・深夜帯においてパトロールを強化してきた結果、「不審な人物が減った」「怖くなくなった」等の声が寄せられています。

4 提言・質疑等

【委員】

通学路で見守り活動をしているのですが、児童を送迎する保護者の車が遠慮なしに通学路に進入してきて危険です。
警察が学校に対しても働き掛けをする必要があるのではないですか。

【警察】

交通課では、学校にも安全教育を実施しておりますので、ご指摘の件ついて、学校に対する働き掛けも行って参ります。

【委員】

通学路や生活道路でも、結構な速度で走行する車両を見掛けるのですが、こういったエリアは、「ゾーン30」として最高速度を時速30キロメートルに制限しているはずですよね。

【警察】

「ゾーン30」とは、生活道路における歩行者等の安全な通行を確保することを目的として区域(ゾーン)を定めて、最高速度を時速30キロメートルにすると共に、その他の安全対策を必要に応じて組み合わせ、ゾーン内を抜け道として通行する行為の抑制等を図る生活道路対策です。
現在は、実は警察庁と国土交通省が連携して、「ゾーン30プラス」という対策が進んでおります。これは、「ゾーン30」に加えて、交通実態に応じて区域内における大型通行禁止、一方通行等の各種交通規制を実施すると共に、ハンプや狭さく、スムーズ横断歩道等の物理的デバイスを適切に組み合わせ、交通安全の向上を図るものです。
現在、当署管内でも1件「ゾーン30プラス」として対策を進めている区域があります。
通学道路対策につきましては、お手元の資料を御覧ください。これは八尾市に御協力をいただいて、大規模な通学路対策を実施したものです。
対策前後の写真を比較していただくと、道路が整備され、田んぼの中に通学路を作り、横断歩道が設置されているのがわかると思います。

【委員】

道路標識が薄く見えにくくなっているところが多くないでしょうか。

【警察】

道路標識・標示・信号機等その種別や種類は非常に多く、標識だけでも約1万3千枚あります。当課では、交通量や危険性を考慮しながら、順次更改を行っているところではありますが、今一度危険箇所を見直し早期の標識の建替え等に努めたいと思います。

【委員】

右左折時にウインカーを出さない車両が目に付きます。

【警察】

取締り活動や交差点立番等の街頭活動を通じて、合図が遅い車や合図を出さない車を確認すれば、指導警告等対応して参ります。

【委員】

交通ルールを守らない自転車をよく見掛けます。
来年4月の道路交通法改正で、自転車の無謀な運転が減ることを期待しています。

【警察】

当署管内における令和7年上半期の自転車事故の発生件数は、昨年同時期に比べ36件増加し、事故全体の約4割を占めています。
今後も取締りや交差点活動を通じて、指導警告等対応して参ります。

【委員】

自転車に傘を取り付ける装置「サスベエ」は、使ってはいけないのですか。

【警察】

道路交通法第55条(乗車又は積載の方法)や同法第70条(安全運転の義務)、大阪府道路交通規則第11条(軽車両の乗車又は積載の制限)の規定から、「サスベエ」で傘を使用することは違反になる場合もあります。

【委員】

自転車乗車時のどういう行為が違法になるのか、わかりにくいと思います。

【警察】

自転車は車両にあたりますので、簡単に言えば原動機付自転車と同じように交通ルールを守らなくてはなりません。
自転車が道路標識の規制から除外される場合は、標識の下に「自転車を除く」と記載があります。
詳しくは、警察庁のホームページに「自転車ルールブック」という資料が出ておりますので、御一読いただければと思います。

【委員】

地域で開催されているイベントに、地域住民との交流もかねて警察官も顔を出した方がよいのではないでしょうか。

【警察】

地域住民と積極的にコミュニケーションを取り、最近の犯罪手口や交通事故の発生状況等をタイムリーに発信することは、効果的であり防犯対策に繋がると考えています。地域課では、巡回連絡や広聴会の開催を通じて祭礼、イベントの把握にも努めており、各交番で把握している祭礼等には、警察官が積極的に顔を出すようにはしていますが、警察官の人数にも限りがありますので、御要望に沿えない場合もあります。