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大阪府此花警察署協議会会議録(令和7年第3回)

開催日時

令和7年10月21日(火曜日)午後3時30分頃から午後5時15分頃までの間

開催場所

大阪府此花警察署 講堂

出席者

委員

上田会長、正木委員、高田委員、浦野委員、下岡委員、脇坂委員

警察

署長、副署長、総務課長、留置管理課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、広聴相談係長

議事概要

1 会長挨拶

委員を代表して御挨拶申し上げます。
去る10月13日、大阪関西万博が閉幕しましたが、此花警察署の皆様におきましては、集団万引き事件など多数の事件の対応で御苦労の絶えない厳しい日々であったと推察いたします。
ここ此花区は、署長をはじめとする此花警察署各課の皆様の御尽力により、大阪市内でも犯罪の少ない地域となっております。
先般、安全で安心して暮らせるまちを実現するため、それぞれの地域ぐるみで犯罪の発生の防止に取組む、全国地域安全運動が行われましたが、各地域で地域住民が中心となり地方自治体や学校、警察、事業者等と連携しながら、自主的に地域安全活動に取り組む防犯ボランティア団体が活躍しております。
私が勤める事業所におきましても、此花防犯協会事業場防犯部に加入し、青色防犯パトロールの承認を受けて此花区内の小学校を中心とした安全パトロールを実施しております。
また先月も、此花警察署生活安全課より講師を派遣していただき、青色防犯パトロール従事者講習を実施していただきました。
これから歳末に向けて、安全安心な此花区を達成するため、我々各委員も警察の良きアドバイザーとして機能して参りたいと存じますので、引き続き御支援御協力を賜りますようお願い申します。

2 署長挨拶

委員の皆様、お忙しい中ご出席いただき、今年度第2回の警察署協議会を開催することが出来ましたこと、感謝申し上げます。
さて、10月13日に大阪・関西万博が閉幕しましたが、大きな事件事故もなく、警察として万博の警戒警備を完遂することが出来たのではないかと感じているところでございます。
ですが、万博が終わったことで見えてくる課題等もあろうかと思われます。
具体的には、万博の跡地利用や交通の問題であったり、通常人が居住していない場所ですので、今後、治安的な問題等、新たな課題が出てくる可能性もありますが、それらにつきましては、署員が一丸となって知恵を絞り、対応して参りたいと思います。
今回の万博警備につきましては、委員の皆様をはじめ、区民の皆様の御協力があって警察の責務が全うできたと思っておりますので、今後とも引き続き御指導のほどよろしくお願いいたします。

3 大阪・関西万博を終えて

(1) 警備課

  • 行幸啓・ナショナルデー等の警戒警備
  • ブルーインパルス飛行展示に伴う雑踏警備

(2) 会計課

  • 万博会期中の拾得物取扱い状況

(3) 生活安全課

  • 銃刀法、軽犯罪法、安全なまちづくり条例違反等
  • 建設業法違反事件
  • 商標法違反事件

(4) 刑事課

  • 威力業務妨害事件(爆破予告)
  • 少年4人組及び成人6人組による窃盗事件(大量万引き)

(5) 交通課

  • 万博開催に伴う交通規制(閉幕後変更内容)
  • 夢洲、舞洲地区における交通事故発生状況

4 業務説明

(1) 総務課

  • 犯罪被害者支援について

(2) 地域課

  • 110番について

(3) 交通課

  • 此花区内の交通情勢について
  • 自転車の青切符導入について
  • 違法モビリティ(モペット)対策について

5 質疑

(1) 民泊増加に伴うゴミ問題や騒音等への対応について

【委員】

近年、特に交通アクセスの良い西九条地域で、民泊施設が増加した印象があり、施設屋上での大騒ぎやゴミの散乱、歩道上に置かれた看板やテーブル等による通行の妨害などが地元で問題となっています。
相談窓口の問題もあり解決に至っていないので、今後とも対応をお願いします。

【警察】

当署で把握している管内の民泊施設は、約140カ所となりますが、本年1月から9月末までの間に地域課では約50件の取扱いがありました。
内訳としましては、騒音苦情が約6割、駐車苦情が約2割、その他が約2割となっております。
騒音苦情の大部分は、深夜帯に外国人宿泊者が騒いで眠れないというものですが、通報を受けた警察官が「周囲の迷惑になるので、静かにするように」と注意すると、「ああ、そうなんですね」といった反応で、あまり悪気は無いと言いますか、日本社会の常識が理解できていないという印象があります。
ゴミの問題については、現在のところ警察での取扱いはございませんので、おそらく管理会社が対応しているものと思われます。
警察での取扱いの多い地区という観点では、島屋地区が大部分であり、ご質問のあった西九条地区での騒音苦情の認知は4件のみでありました。
また警備課としては、国際テロの未然防止対策として、宿泊施設対策の一つとして取り組んでおり、管理者に対して宿泊者の身分確認の徹底を指導したり、不審者情報の提供依頼などの民泊対策を行っております。
現在のところ、不審者情報の取扱いはありませんが、今後とも管理者との関係構築を推進し、不審者情報の収集等に努めて参ります。
今後とも行政と連携し、警察として対処可能な事象については最善を尽くして参りたいと思います。

(2) 多数の外国人が集まる飲食店等の問題について

【委員】

千鳥橋駅前などに多数の外国人が集まる飲食店があり、前を通るのが怖くて出来るだけ近づきたくないと思っています。
そのような店舗で、何かトラブルが発生している等の情報はありますか。
また、不法滞在の外国人等はいないのでしょうか。

【警察】

現在のところ、地域課では外国人が集まる店舗での苦情やトラブルといった取扱いはございません。
また警備課としては、本年9月末現在、此花区内に住民登録されている外国人の方の総数として、3,336名(昨年比459名増)と把握しております。
国籍別で最も多いのは、ベトナム(969名)であり、次いで中華人民共和国(728名)となっております。
外国人の総数や国籍別の数と申し上げましたが、これはあくまで住民登録上の数であります。
同胞が営む飲食店に同じ国の者が集まって騒ぐということは往々にしてありますので、実感としては住民登録の数とは乖離してくることもあろうかと思われます。
また此花区も他の市町村と同じく、留学生や技能実習生として受け入れた外国人の居住が増加している状況にあります。
さらに、此花区には多数の観光客が訪れるUSJがあり、また交通の利便性が高いことも相まって、外国人の往来が多いものと思われます。
実際のところ、正規の在留資格を有している大多数の外国人に紛れ、在留期限が切れた不法滞在者が存在している事実もあります。
当然、警察として不法滞在等の取締りも行っているところではありますが、手当たり次第に外国人ばかり職務質問すると、人種差別等の誹りを受ける可能性もあります。
警察としては不審点に基づいた職務質問や、外国人を取り扱った際に在留カードの確認等を行い、また不良外国人が集まるコミュニティ等を把握することにより、不法滞在者等の発見に努めているところであります。

(3) 自転車の通行区分について

【委員】

自転車の通行については、基本的に歩道を走行してはいけない、車道を走れということが大変気になっております。
此花区では北港通などは、本当に車道を走っていいものか、危険ではないのかということが気掛かりです。

【警察】

道路交通法上では自転車は車道通行が原則となっておりますが、狭い日本の道路事情を考えると、車道通行の安全性等について心配される方も多いと思われます。
ご指摘のあった北港通についてご説明させて頂きますと、現在道路管理者と協議し、北港通の改良工事を進め、拡幅された部分に自転車専用レーンを設ける工事計画を進めております。
完成までにはまだまだ時間を要しますので、最終的な整備は数年先のことになる見込みです。
では、それまではどうするのかということですが、自転車の事故が発生しないよう、警察官の立番等による誘導や指導警告など、できる限り交通事故を防ぐ対策を継続的に行いたいと思います。

(4) 万博における拾得物について

【委員】

万博での落とし物が非常に多かったと説明がありましたが、どのよ うな物品が多かったのでしょうか。

【警察】

万博協会から此花警察署に引き継がれた落とし物の総数は、約10万点となっております。
物品としては、財布や携帯電話、指輪など様々ありますが、半数程度はキーホルダーやぬいぐるみ等のミャクミャクの公式グッズ等、個人を特定することが困難な物品が多かった印象です。