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大阪府羽曳野警察署協議会会議録(令和7年第3回)

開催日時

令和7年11月18日(火曜日) 午前10時30分から午前11時30分までの間

開催場所

大阪府羽曳野警察署 講堂

出席者

委員

阪本会長、山田副会長、岡田委員、國下委員、林委員、田中(一)委員、田中(寿)委員、松田委員、室谷委員、谷口委員、廣岡委員

警察

署長、副署長、総務課長、留置管理課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、刑事課長代理(犯罪抑止戦略官)、広聴相談係長

議事概要

1 会長挨拶

皆様、おはようございます。
普段、羽曳野・藤井寺の安全を守るために活躍されている皆様に、この場を借りて御礼を申し上げます。ありがとうございます。
本日も警察幹部の方に質問していただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

2 署長挨拶

本日はお忙しいところ、本年度第二回目の羽曳野警察署協議会に御出席賜り、ありがとうございます。
また、平素より皆様方には警察行政各般にわたり、深い御理解と御協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
はじめに皆様にお詫び申し上げることがあります。
皆様も新聞等の報道で御存じかと思いますが、当署員が逮捕される事案が発生いたしました。
この件で警察に対する府民からの信頼を著しく損ない、皆様にも大変な御迷惑をおかけし、この場を借りて、深く御詫び申し上げます。
今後は全署員に対して再発防止の徹底を図り、警察業務に全力で取り組み、信頼回復に努めて参ります。
それでは、最近の羽曳野警察署の治安情勢について申し上げます。
まず、刑法犯の認知件数についてですが、昨年度の同時期に比べるとやや増加しています。
その中でも、特殊詐欺やSNS型投資詐欺、ロマンス詐欺の発生が深刻な状況であり、検挙と抑止の両面で対策を強化しているところでございます。
次に交通事故の発生状況ですが、本年は交通死亡事故が2件発生しており、2件とも二輪車の事故となります。
交通事故が多発する幹線道路、二輪車や高齢運転者を中心とした対策の強化を図ります。
来年4月には自転車の交通違反にも青切符が適用されることとなりますので、引き続き自転車のマナーアップを図り、交通事故の発生抑止に努めて参ります。
当署の人員についてですが、秋の人事異動で地域課長の異動があり、新体制となっております。
全署員が警察業務に最善をつくし、府民が安心して暮らせる安全なまち大阪を確立できるよう取り組んで参ります。
みなさまの御理解と御協力をいだきますよう、よろしくお願いします。
結びに、皆様の御健勝と御多幸を祈念しまして、私の挨拶とさせていただきます。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。

3 地域課長挨拶

4 議事

(1) 自転車のルールについて

【委員】

自転車の交通ルールについて、今後どのような法改正等があるのか教えてください。

【警察】

今後予定されている自転車関連の法改正について説明していきます。
委員の皆さまも耳にされたことがあると思いますが、自転車の交通違反措置の関係についてお話しします。
令和8年4月1日から自転車にいわゆる「青切符」が導入され、自転車の交通違反で検挙された後の手続きが大きく変更されることとなります。
今まで、自転車乗車中に交通違反をした方は、いわゆる「赤切符」を用いた手続きによる処理が行われ、検察官が起訴・不起訴の判断を行い、起訴されると裁判を受けることとなります。
裁判の結果、有罪の判決となれば、罰金等を納める必要があり、いわゆる「前科」がつくことになります。
自動車の軽微な交通違反には「青切符」が適用され、刑事手続きに及ぶことなく措置が迅速かつ簡易に完結できるのに対し、同じ軽微な交通違反でも自転車には「刑事手続き」が適用されることで、時間的な負担などがかなり大きく、バランスを欠くとの指摘がありました。
また近年、自転車が関連する交通事故の増加や、自転車の運転マナーの悪さが問題となっています。
それらの改善を図るため、16歳以上の者による自転車の一定の交通違反に対しては「反則切符」による措置を可能とすることで、手続き的な負担を軽減しつつ、運転者に対しては実効性のある責任追及が可能となります。

(2) 少年の大麻問題について

【委員】

最近少年の大麻問題が世間で問題となっていますが、羽曳野警察署管内で少年を検挙・補導されるようなことはありましたか。
また、これまでに学校に対して何か防犯指導はされていますか。

【警察】

当署管内で大麻取締法での少年の検挙件数は、令和5年、令和6年が1件ずつ、令和7年9月末現在、5件となっています。
また、防犯指導に関しましては、本部少年課サポートセンターの協力を得まして、管内全ての小学校、中学校、高校に薬物使用の危険性をテーマに行っており、小学生は5年生、6年生を対象として行っております。
また、検挙された者の多くが「タバコ感覚で吸い始めた。」「興味本位で吸い始めた。」等と答えており、罪悪感無く吸い始めた者が多いことが問題と言われております。
警察といたしましては、今後も粘り強く大麻をはじめとする薬物の危険性を広く周知していくとともに、薬物事犯の検挙に努めて参ります。

(3) オンラインカジノについて

【委員】

先日、オンラインカジノに依存している者がいると報道をされていましたが、羽曳野警察署管内でオンラインカジノの相談や検挙はありますか、教示願います。

【警察】

当署でのオンラインカジノに関する相談や検挙はありません。
ですが、全国的に見れば令和4年1名、令和5年は32名、令和6年は227名と急激に検挙人員は増加しており、大阪府下でも同様に増加傾向にあります。
オンラインカジノが広がった原因の最たるものは、海外で運営されているものだから大丈夫という違法性の認識の薄さやスマートフォンを使用すれば簡単にアクセスでき、手軽に始めることができることが原因であると言われています。
警察といたしましては、今後オンラインカジノは犯罪になることを広く周知していくとともに賭博事犯の検挙に努めてまいります。

(4) 不法滞在者及び外国人犯罪の検挙状況について

【委員】

羽曳野警察署管内の昨年の不法滞在者の摘発状況及び来日外国人犯罪の検挙状況について教えてください。

【警察】

まずは、羽曳野警察署管内の昨年の不法滞在者の摘発状況についてお答えします。
昨年は、7人の不法残留者を逮捕しています。
国籍で言いますと、ベトナム人4人、タイ人2人、中国人1人となっています。
また、検挙したベトナム人のうち2人を雇用していた管内の企業を不法就労助長の罪で書類送検しています。
続いて、昨年の羽曳野警察署における来日外国人犯罪の検挙状況についてですが、窃盗等の刑法犯が4件、特別法犯として廃棄物処理法違反が1件となっています。
ちなみに大阪府警全体では、不法滞在等の入管法違反が243件、それ以外の犯罪が794件となっています。

(5) 特殊詐欺の発生状況について

【委員】

昨年の羽曳野警察署管内の特殊詐欺の発生件数・検挙件数・被害総額について、説明できる範囲で教えてください。

【警察】

令和6年の特殊詐欺の発生件数等に関しましては、発生件数は未遂を含めて57件、被害金額約1億6,000万円、検挙件数6件、投資ロマンス詐欺の発生件数は28件、被害金額は約3億円となります。
現在の特殊詐欺事件の手口としては、息子を騙るようなオレオレ詐欺など、過去の手口が再び使用されており、LINE(ライン)やインスタグラムなど、SNSを使用した詐欺が増加しております。

5 教養資料の視聴

(犯罪被害者等支援を知ろう)