大阪府中堺警察署協議会会議録(令和7年第3回)
開催日時
令和7年12月5日(金曜日)午前10時15分から午前11時20分までの間
開催場所
大阪府中堺警察署 6階講堂
出席者
委員
森会長、谷埜副会長、納谷(廣)委員、中野委員、納谷(尚)委員、西尾委員
警察
署長、副署長、総務課長、留置管理課長、会計課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、犯罪抑止戦略官、生活安全課長代理、広聴相談係長
議事概要
1 会長挨拶
皆様おはようございます。
本年度から会長をやらせていただいておりますが、どうぞよろしくお願いします。
先般は歳末特別警戒の発足式を見学させていただき有り難うございました。
本当に皆様、署員の方々が、この12月という押し迫ったところ頑張っていただければと思っております。
いろいろな事件事故など発生しておりますが、皆様お忙しい中、動かれておりますので、どうぞお体御自愛していただいて頑張ってもらいたいと思っております。
どうか、今後ともよろしくお願いします。
2 署長挨拶
改めまして、皆様おはようございます。
委員の皆様、本日は年末のお忙しいところ、そして大変お寒い中、本年最後となる警察署協議会へ御出席いただき誠にありがとうございます。
皆様には、平素から警察業務に関して、深い御理解と御協力をいただき、貴重な御意見を賜っておりますことに、この場をお借りして、改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございます。
当署からも警察官を多数派遣した、大阪・関西万博の警備につきましても、皆様をはじめ府民の御協力のおかげもあり、大きな事件事故等の発生もなく終えることができました。
こちらについても感謝申し上げます。
少し先の話にはなりますが、来年11月には、岸和田市、泉佐野市で「第45回全国豊かな海づくり大会」が開催されます。
天皇皇后両陛下も御臨席される予定ですから、本年に続き、来年も大阪で大規模な警備が実施されることとなります。
大阪府警察では、この秋の定期異動時に、警察本部に豊かな海づくり大会対策課を設置し、各種対策を進めています。
今後、テロ等の防止、海づくり大会の安全開催に向け、府民や事業者に対して、広く働きかけやお願いをすることもありますし、開催期間には交通規制も見込まれますので、このような行事が控えていることを頭の片隅に入れていただき、御協力をお願いします。
さて、早いもので、前回の協議会は7月の夏の盛りでしたが、もう12月、歳末の時期となりました。
当署においても先日、会長にも御出席いただき、歳末警戒部隊の発足式を執り行いました。
大阪府警察では、本年の歳末警戒の目的として「特殊詐欺をはじめ、歳末における各種事件・事故の予防及び検挙」を目的に設定しています。
これは、大阪府全体でも大きな被害が出ている特殊詐欺を特出しにして、歳末警戒に合わせて更に対策を強化推進しようというものです。
当署管内でも、特殊詐欺とSNSを悪用した投資詐欺や国際ロマンス詐欺の被害が、昨年に比べ大幅に増加しています。
現時点での速報値、暫定値になりますが、被害金額は特殊詐欺が約1億6,600万円、SNS型投資・ロマンス詐欺で約1億1,500万円、合わせて3億円に迫る被害が、堺市中区だけでも出ています。
これら被害を1件でも多く未然に防ぐために、ATM付近での警戒活動や被害防止の広報啓発を強化しています。
本年も残すところ、あと1か月となりました。
歳末時期は人や車の動きもあわただしくなり、合わせてお金の動きも大きくなります。
地域住民の方々が安心して歳末を過ごし、そして健やかな新年を迎えることができるよう、我々中堺警察署員一同、一致団結して、各種犯罪や交通事故の抑止に全力で取り組んで参ります。
皆様には、今後とも引き続き、警察業務への御理解、御協力をよろしくお願い申し上げます。
この後、特殊詐欺の仮想体験を御覧いただき、また皆様から事前にいただいている御質問等について担当者から説明をさせていただきます。
協議会ではいつも申し上げていますが、委員の皆様には地域の代表者として、忌憚のない御意見をお聞かせ下さい。
皆様からの御意見につきましては、今後の警察業務運営に反映させていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。
3 管内の犯罪発生状況について
- 犯罪情勢
- 交通情勢
- 「特殊詐欺等の仮想体験ツール」の紹介
4 質疑応答
(1) 歩車分離のメリットについて
【委員】
歩車分離の交差点のメリットを教えて下さい。
【警察】
歩車分離式の信号機の設置目的は、横断歩行者と右左折車両による交通事故防止を図り、歩行者の安全を確保するために設置されているものでございます。
歩車分離式信号の方式としましては、全ての方向の自動車等を同時に停止させている間に、全ての方向の歩行者等を同時に横断させる方式であって斜め方向の横断を認めるスクランブル方式や、斜め方向の横断を認めない歩行者専用現示方式などがあります。
歩車分離式信号のメリットとしましては、交差点を通行する歩行者と車両の分離により、歩行者の安全性が高まります。
歩行者の横断が多い場所など一定の条件の下では、車両交通の円滑性を図ることができるなどのメリットがあると考えられます。
一方で、デメリットとしましては、歩行者側に専用の青信号時間を与えるため、車両の赤信号による待ち時間が増え渋滞が発生する場合があります。
交差する側の信号が赤になったら、次は自分の番だと決めつけて、見切り発車が発生する可能性があったり、自転車にとっては分かりにくいというデメリットが考えられます。
歩車分離式信号機は、特に歩行者が多く集まる駅周辺や、福祉施設周辺、学童通学路等を中心に交差点における歩行者の安全性を高めるため必要がある場所で導入しております。
(2)令和8年4月からの自転車取締りについて
【委員】
令和8年4月から始まる自転車の取締りについて、中堺署では事前に何か計画されていることはありますか。
【警察】
自転車の取締りについてですが、改正の内容については、5月の協議会で説明させていただいたとおりで、自転車をはじめとする軽車両への交通反則通告制度、いわゆる青切符が導入されるというところです。
信号無視、一時不停止、ながらスマホ、右側通行等の悪質危険な違反に対して、交通反則通告制度が適用され、対象となる違反行為は、100種類以上、対象年齢は16歳以上となり、反則金は一般原動機付自転車と同一とされます。
取締りに対しての計画をお尋ねですが、基本的な考え方は変わりがなく、警察では自転車の交通違反を認知した場合、基本的に指導警告を行います。
ただ、交通事故の原因となるような、歩行者や他の車両にとって、危険性・迷惑性が高い悪質・危険な違反であったときは検挙措置を講じ青切符で措置をするというものです。
中堺警察署としましては、現在すでに、交通安全教育や講習等あらゆる機会を通じて制度の周知を図っているところであります。
法施行後も、ヘルメットの着用や「自転車は車両」であり原則車道の左側を通行することなどの自転車の交通ルールを遵守してもらうため、関係機関と連携しながら、各種キャンペーン等で広報啓発を行うとともに、企業や学校に赴くなど交通安全教育や交通安全講話を実施するとともに、自転車の各種違反を認めたときには取締りや指導警告を行ってまいります。
(3) 自転車マナー・法規について
【委員】
区の行事・校区の行事・学校の行事、各々のタイミングに合わせて自転車マナー、法規等について学習できる場はどのくらいありますか。
【警察】
自転車のマナーや交通法規について学習できる場はどれぐらいあるのかについて説明させていただきます。
交通安全教育や講習については、委員の御質問のとおり、堺市や中区、校区や自治会、各学校などと連携して行っているところであります。
たとえば、区の行事としましては、原池公園での区民フェスタ、高齢者を対象とした自転車の講習、交通安全運動に伴う交通安全講習等を行っており、小学生や幼稚園等に対する講習は月に2回から6回程度行っております。
校区の行事としましては、自治会と連携した自転車の実践型安全教育や交通安全講習、中学校での自転車の交通安全教育を、学校行事としましては、高校生や専門学生に対する講習、中学校教諭や保護者に対する講習を行っております。
そのほかにも、企業に対する講習等を行っております。
今後もより一層、広く交通安全教育や講習を行っていきたいと考えております。
















