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大阪府淀川警察署協議会会議録(令和7年第3回)

開催日時

令和7年11月17日(月曜日)午後2時00分から午後3時00分までの間

開催場所

大阪府淀川警察署講堂

出席者

委員

岡田(信)会長、太田副会長、橋本委員、岡田委員、鈴木委員、松酒委員、石田委員、越知委員、西岡委員、柳瀬委員、山家委員、岡本委員、吉成委員、山下委員

警察

署長、副署長、総務課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、広聴相談係長

議事概要

1 会長挨拶

皆さんこんにちは。

本日はどうぞよろしくお願い申し上げます。

関西万博も終わりましてもう一月経ちますが、予想以上の外国人や日本人の方々が来られまして、警察関係者はじめ、皆さん、本当にどうもお疲れ様でございました。

銀行などを騙る、詐欺の電話が減らないのが現状じゃないかなと思います。

これから年末に向けて、ますます気を引き締めていかないと駄目かなと思いますので、どうか皆様ひとつよろしくお願いいたします。

本日はどうかよろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

2 署長挨拶

皆様こんにちは。

本日はお忙しい中、令和7年第3回の淀川警察署協議会に御出席いただきましてありがとうございます。

また平素、会長をはじめ委員の皆様には警察の各種取組に対して、御支援御鞭撻いただき、誠にありがとうございます。

改めて感謝申し上げます。

さて、淀川区内における犯罪発生等の状況ですが、お手元に資料を入れさせていただいておりますので、御確認お願いいたします。

まず犯罪の発生状況で言いますと、大阪府内、10月末現在の件数になりますが、約7万件を認知しておりまして、前年同期と比較しますと約2,500件の増加となっております。

淀川警察署管内の発生状況は約1,800件ということで、前年同期と比較しますと若干の増加となっております。

大阪府内の犯罪発生状況と比較しますと、増加の割合が少ないのですが、特殊詐欺等を含めた知能犯の件数については、大阪府内の件数は、前年同期比でプラス約1,000件となっております。

淀川警察署管内の発生状況は約160件で、プラス約30件となっており特殊詐欺だけで見てみますと、大阪府内の割合よりも高い件数となっているところでありまして、特に淀川区内では、高齢者の方々だけではなく、30代、40代の若い方々も被害に遭っている現状です。

また、交通事故の発生状況ですが、こちらは大阪府内9月末現在で約18,000件の発生で、前年同期でマイナス約10件となっています。

一方、淀川警察署管内におきましては、約350件でプラス約20件となっているところでございまして、死亡事故につきましても数件発生しており、予断を許さない状況となっております。

こういった現状を踏まえまして、淀川警察署におきましては、各種警戒活動等に取り組んでまいります。

淀川区民の皆さんが、安全に安心して生活を営むことができますように、各種対策各種活動に取り組んでまいります。

どうか淀川警察署協議会の皆様におかれましては、引き続きの力添えをお願いいたしまして、御挨拶とさせていただきます。

本日はどうぞよろしくお願いいたします。

3 業務報告

(1) 犯罪抑止戦略室

  • 令和7年10月末現在の犯罪発生状況について

(2) 生活安全課

  • 令和7年10月末現在における特殊詐欺の発生状況について

(3) 地域課

  • 安まちアプリについて

(4) 交通課

  • 令和7年9末現在の交通事故発生状況について
  • 自転車への交通反則通告制度(青切符)の導入について

4 議事

(1) 身を守る方法について

【委員】

神戸のエレベーター内で女性が刺殺された事件の後、女性から「1人でエレベーターに乗ることが恐い」という声をよく聞きます。

エレベーターに乗る前に、男性と二人きりにならないように気をつける等の防犯対策が報道されていますが、現実的に難しい場合もあります。

また、一人暮らしの女性が帰宅時に後ろから部屋に押し入られる事件もあります。

普段からどのように心掛ければ良いのか教えてください。

【警察】

犯人は、例えば駅からの帰宅途中などに、ターゲットとなる女性を物色して家まで後をつけ、帰宅時にオートロックの出入口から一緒に入ったり、エレベーターに一緒に乗るタイミングを狙ったりしています。

犯罪の被害に遭わない為には、自分自身が付け狙われている事に、いち早く気付く事が大切です。

そのための対策として、

  • イヤホンを装着したまま歩かない
  • スマートフォンばかり見て歩かない
  • 人通りの多い、明るい道を選ぶ
  • 普段とは違うルートを通って帰宅する
  • 意識的に振り返る
  • 防犯ブザーを所持・活用する

等が有効と考えます。

また、自宅に到着した際にもすぐに鍵を開けるのではなく、周囲に不審な人物がいないかどうか、自分の後ろをつけてきている人物がいないかどうかを確認してから鍵を開けるようにして下さい。

もし、自分の後を不審な人物がつけてきていたり、危害を加えられそうになった時には、すぐに近くにあるコンビニ等、人がいる施設に駆け込み、助けを求め、警察に通報して下さい。

さらに大阪府内の犯罪発生状況がわかる手段として、大阪府警察が運用している「安まちアプリ」を御活用していただければ、犯罪発生状況の情報配信をしておりますし、安まちアプリの機能として、「防犯ブザー機能」や「痴漢撃退機能」もあるので便利です。

余談ですが、安まちアプリでは大阪府内の商業施設で使用できるクーポンも配信しています。

(2) 客引き等による治安の悪化について

【委員】

近頃、西中島地域、特に西中島4丁目付近および3丁目付近において、客引きの数が増えているように感じます。

地元の方より治安の悪化や風紀の乱れを危惧する声が寄せられております。

中にはそれが原因でお店を閉めたという事例もあります。

これから年末・年始に向けて忘年会新年会の機会が増え安心して暮らせる環境を、また他府県の方やインバウンドの方から良いイメージを持っていただくべく集中取締りを行ってはいかがでしょうか。

今後の大阪の玄関口、交通の要所を担う治安の良いクリーンな町であるためによろしくお願いいたします。

【警察】

淀川署管内では、苦情が入れば地域課の警察官が現場臨場し、客引きをしないように注意喚起をしたり、警察官の姿を見せたりしているのですが、警察官がいなくなれば、また客引きをするといった状態にあります。

また、夜間帯に客引きに関係していると思われる風俗店等への立入検査を実施し、悪質な営業形態の店舗については、営業停止をかけたり等をしておりますが、実際には客引きは減らない現状にあります。

客引きの取締りにあっては、淀川署管内では毎月大阪府警察本部の関係部署を交えて一斉取締りをしています。

客引きを減らすことは、全国的になかなか難しい課題ではありますが、今後も取締りを強化して減らしていきたいと考えております。

(3) 詐欺メールに対する安まちメールの広報について

【委員】

毎日のように詐欺事件に関する安まちメールが送られてきます。

警察官を騙る人物から「いま1人ですか?あなたは○○県発生の事件に絡んでいる。○○県警察まで出頭してください」という風に、現在1人であることを確認して、誰にも相談できないような状況にしてくる手口があります。

このような手口は、警察という言葉を信用してしまいます。

高齢者の方は、昔からの警察に対するイメージから信用してしまうということを逆手に取った、極めて悪質な手口です。

安まちメールの配信を高齢者の方にも徹底して情報を共有するようにできないものでしょうか。

【警察】

巡回連絡活動や交番だより、時には交番速報を発信するなどして詐欺に関する情報を積極的に発信するとともに、淀川警察署のウェブサイトにも適宜、詐欺の手口に関する情報を掲載しております。

また、老人福祉センター等が開催している行事やサークルなどにも機会があれば顔を出して、詐欺に対する啓発活動や安まちアプリの登録推奨、国際電話の受信拒否手続きも行っております。

今月28日午後2時から、淀川区宮原にあります

  • ライフセントラルスクエア 西宮原店
  • コーナン 新大阪センイシティー店

において、犯罪被害者週間に伴うキャンペーンを実施しますが、その際、安まちアプリのダウンロード会も開催いたします。

あらゆる機会を通じて高齢者を含めた詐欺被害防止の活動を行うほか、これら情報の発信源として有効な安まちアプリを少しでも多くの方にダウンロードしていただこうと計画しています。

お知り合いの方等に委員の皆様から広報していただけるとありがたく思います。

(4) 交番だよりについて

【委員】

いつも加島交番だよりを届けていただきありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。

社内の安全衛生委員会でコピーを配布し、注意喚起を継続しています。

【警察】

引き続き、交番だよりの発信による防犯活動を実施してまいります。

一人でも多くの方の目に届きますよう、御協力をお願いいたします。

(5) 学童への見守り活動について

【委員】

学童への見守り活動について、警察の感想を聞かせて下さい。

【警察】

平素は子どもの見守り活動に御尽力いただき、誠にありがとうございます。

子どもの安全見守り活動については、まさに、まちぐるみで行う必要があり、我々警察の他、学校やPTA、地域の方々が連携して行っております。

警察が全ての学校や通学路を警戒することは困難なところもあり、地域の皆様の活動が地元の子供達を見守る大きな役割を果たしていると認識しております。

また、子ども達が安心して学校に通えているのもこれら活動のおかげだと思っておりますし、子ども達の元気な姿が地域の活性化にも繋がっていると思います。

今後とも見守り活動への御協力をいただくとともに、不審者の目撃等があれば、決して無理をなさらず、警察への積極的な通報、情報共有をお願いいたします。

(6) 外国人の増加に伴う治安の情勢について

【委員】

外国人の数が少しづつ増えているように感じますが、町の安全・安心との関わりはどの程度ありますか。

【警察】

前提として、外国人による犯罪か否かは、そのほとんどが発生時に判明するものではなく、検挙することにより判明するものであり、統計上、検挙数値しか存在しません。

その上で、本年9月末の府下における来日外国人の検挙件数は約900件、昨年同期比プラス約200件、検挙人員は約700人、昨年同期比プラス約70人と増加しているとともに、淀川署における検挙件数は14件、昨年同期比プラス3件、検挙人員は16人、昨年同期比プラス5人とこちらも増加しています。

検挙罪名は、薬物事件、窃盗事件、器物や建造物の損壊事件、公務執行妨害事件等多岐にわたり、昨今、社会問題の1つになっている特殊詐欺事件の関連被疑者として検挙した者もいます。

ただし、これらの統計数値や検挙事例は一部の外国人のものであって、外国人全体の増加と治安の情勢を関連づけることはできず、今後、あらゆる分野・側面からの総合的な分析が必要であると考えています。

(7) 全国交通安全運動について

【委員】

春と秋に全国交通安全運動がありますが、期間中の交通安全活動はどのような所に重点を置いているのでしょうか。

また、期間中の交通違反は普段の日より減少するのでしょうか。

【警察】

全国交通安全運動は春・秋、それぞれ全国重点と大阪重点が示されており、この重点に基づき各種活動を行っています。

当署におきましては、交差点やその周辺での事故が全体の約75パーセント、自転車利用者の事故は約40パーセントと、いずれも非常に高い割合で発生していることに鑑み、交差点活動を通じて自転車利用者に対する交通指導取締りや安全教育を行っております。

期間中の交通違反に関してですが、期間中の統計はとっていないため、正確な数字をお答えすることはできませんが、秋の全国交通安全運動期間中の交通事故は減少しました。

事故が減少するということは、交通違反が減少していた結果と考えます。

(8) 大型スーパーのオープンに伴う交通対策について

【委員】

塩野香料跡地に大型スーパーができつつあります。

道路沿線に住む方が狭い道での大型トラックの往来を心配されていますので、事故が起きる前に是非防止の面から対策を考えていただけたら幸いです。

【警察】

大型スーパーは12月上旬にオープンすると聞いております。

既に店舗側とは複数回にわたり安全対策に関する協議等を行っています。

今後も、大阪府警察本部と連携を図りながら店舗への管理者対策など、安全対策を行いながら周辺住民の方の不安を解消したいと考えております。

(9) 自転車の交通ルール改正に伴う広報活動について

【委員】

自転車に対する交通ルールが強化されますが、今後の広報活動について教えて下さい。

【警察】

改正道路交通法が来年4月に施行され、自転車利用者の交通違反措置が変更されます。

この法改正に関しては、警察署や大阪府警察本部、警察庁のウェブサイトや交番だよりなど、あらゆる媒体を活用した広報活動を行い周知を図っていきます。

(10) 自転車の積載制限について

【委員】

自転車に関する改正道路法が令和8年4月から施行されますが、自転車に傘スタンドを使用して、傘を載せた状態での運転は違法になるのでしょうか。

【警察】

傘を取り付ける積載装置に取り付けた「傘」は積載物になります。

自転車の積載制限については道路交通法第57条第2項になり、大阪府公安委員会が定めることになっています。

大阪府道路交通規則第11条4号に、積載物の幅は積載装置の幅に0.3メートルを加えたものと、軽車両の積載制限について規定されています。

積載装置の取付けは法律上の問題はありませんが、傘を広げた際に積載装置から0.3メートル以上のはみ出しが発生する場合は、道路交通法第57条第2項の積載制限の違反に抵触してしまうことになります。

5 委員(弁護士)による「特殊詐欺に対する弁護士会の取組について」の御案内

【委員】

特殊詐欺の被害相談を弁護士にしたところ、取り返してくれるということで着手金を払ったものの対応をしてくれない、という二次被害が横行しています。

インターネットで弁護士を探すよりも、大阪弁護士会に電話相談していただければ、出来ること、出来ないことを説明できるので、そういったところに電話していただければと思います。

ありがとうございます。