大阪府八尾警察署協議会会議録(令和8年第1回)
開催日時
令和8年2月17日(火曜日)午前10時から午前11時15分までの間
開催場所
大阪府八尾警察署 柔道場
出席者
委員
渡邊会長、西田副会長、田中委員、相馬委員、首藤委員、西村委員、中西委員、村田委員、島田委員、水野委員、池田委員、木村委員
警察
署長、副署長、総務課長、留置管理課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、交通課長、警備課長、犯罪抑止戦略官(刑事課長代理)、広聴相談係長
議事概要
1 会長挨拶
おはようございます。
本日は年度末に差し掛かりお忙しい中、八尾警察署協議会にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
本日は4月からの道路交通法の一部改正に伴う、自転車に関する質疑があります。
忌憚のない意見をよろしくお願いします。
2 署長挨拶
私が八尾署長に就任し、まもなく1年となります。
これまでの皆さんからの大切な御意見は警察行政の運営に生かさせていただいております。
統計によると刑法犯認知件数は4年連続増加しており、また、体感治安が悪くなっているという意見も聞かれる中、八尾警察署員は一丸となって八尾市民のためにこの1年、警察活動に取り組んで参りました。
昨年1年間で特殊詐欺の犯人を10名検挙しており、特殊詐欺に関わる携帯電話を売ったりする犯罪も検挙しております。
皆さんからの相談や被害届をもとに、公園の蛇口や室外機を盗るような犯罪も皆様の協力を得て検挙しております。
これからも皆さんの意見をしっかり聞いて、諸対策に結び付けたいと思います。
3 庁舎移転について
当警察署庁舎移転については、今年度中に新しい庁舎で業務開始する予定でしたが、昨年11月に工事をしていた会社が会社更生法を申請し、工事がストップしてしまいました。
現在は工事は再開し、完成は6月ころ、落成式は7月中ころを予定しています。
4 特殊詐欺の発生状況
特殊詐欺にはオレオレ詐欺や架空請求詐欺、還付金詐欺、サポート詐欺これら以外にもSNS型投資・ロマンス詐欺があります。
八尾市内の令和7年の特殊詐欺の認知件数は約180件、被害金額にして暫定値で約4億9,000万円となっており、件数としては増加傾向となっています。
また、八尾は大阪府下で特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺の認知件数が、府下でワースト5に入っています。
特殊詐欺に関し、もちろん検挙もしていますが、それ以上に犯罪が発生しているというのが現状です。
最近の手口として、SNSを利用して偽物の警察官が偽物の逮捕状などを提示するなどして金銭をだまし取る手口が増加しており、高齢者だけでなく幅広い世代の方が被害に遭っています。
警察官が、SNSで連絡をしたり、テレビ電話で取調べをすることはありません。
また、金銭を要求したり現金を振り込ませることもありません。
特殊詐欺の被害に遭わない対策として、特殊詐欺犯人は国際電話を利用している場合が多いので、国際電話を受けない、セキュリティアプリを導入する等の対策をとっていただきたいと思います。
また最近では、CEO詐欺と言われる、会社の社長になりすまして、お金を振り込ませる手口などが流行っています。
皆様の御協力を得まして、これからも犯罪対策をとっていく所存です。
5 提言・質疑等
【委員】
自転車の車道通行について
【警察】
「自転車は歩道を走行した方が安全では」と、多くの方が思っておられると思いますが、自転車の交通事故は年間約8,000件で推移しなかなか減らないのが現状です。
歩道上を走る自転車と歩行者の重傷事故も多発するという状況で、
平成20年、道路交通法に自転車の歩道通行について
- 「歩道通行可」を示す標識や道路標示がある場合
- 13歳未満の子どもや70歳以上の人・体の不自由な人が運転する場合
- 車道で道路工事をしている、車道の幅が狭く車が多いなど、車道通行が危険な場合
と明記されました。
これに照らし合わせて、自転車で歩道を通行される際は歩行者優先で安全に走行してください。
【委員】
生活道路でのスピードを出す自動車に対する事故防止のための施策
【警察】
現在、国土交通省と警察庁で、スムース横断歩道や道路ハンプといった物理的デバイスを設置する施策を進めています。
八尾市の事業として、こういった道路を増やすにあたって、設置をしてみるものの、騒音や歩行者が躓いたりする等の諸問題が発覚し、住民の同意形成が必要となっており、なかなか進んでいないのが現状です。
皆様も住民の代表として、こういった道路を増やしていただきたいという意見を、道路管理者である八尾市に申し入れをしてもらいたいと思います。
【委員】
一人暮らし世帯に対する、夕方の巡回連絡について
【警察】
巡回連絡については大災害等があった時、どこに誰が住んでいるのかを警察が把握できていれば、警察業務が円滑に進行し、それが地域住民の方々の安全安心にもつながります。
特殊詐欺等の犯罪情報の提供や注意喚起について、地域住民一人一人と面接して地域住民の防犯意識を高めてもらうためにも、巡回連絡という業務は非常に重要であります。
巡回連絡の時間帯は基本的には昼間帯に設定していますが、やむを得ない場合は時間を変更して実施していますが、最近は警察官を騙る詐欺事件も多く発生し、地域住民の方が不安に感じるのも一理ありますので、TPOに応じた地域警察活動を行っていくように指導いたします。
【委員】
八尾警察が実施している空家における犯罪対策
【警察】
地域住民の方の主体的な取組として最も効果的と考えられるものは、防犯カメラの設置と考えます。
また、人感センサーライトも効果的だと考えます。
犯人も、警察には「捕まりたくない」との思いがありますので、これらを使用することにより犯行を思いとどまらせることができると思います。
また個別の御要望があればパトロールを実施してまいりますので御連絡をください。
【委員】
自主防災組織と警察の連携について
【警察】
もし災害が起これば、地域防災リーダー、自主防災組織の方々とは、当然現場で連携をとって活動します。
日頃の連携となると、これらの組織に講習を受けていただいたり、サポートしているのは八尾市(危機管理課)で、現在は警察から直接連絡を取り合ったりしていません。
ただし、自主防災組織や地域防災リーダーが開催するイベントや訓練については警察も参加させていただいています。
八尾市が開催している総合防災訓練というものがありますが、関係機関の参加型ではないので皆様から御要望があれば参加させていただきたいと思います。
【委員】
不審者侵入訓練について
【警察】
現在も学校等の依頼により警察官を派遣して刺股の使用方法の指導や、児童の避難等の不審者侵入訓練を実施しています。
もし訓練実施が御希望であれば、生活安全課に御連絡していただければ日程調整等をします。
















