大阪府西堺警察署協議会会議録(令和8年第1回)
開催日時
令和8年3月3日(火曜日)午前10時00分から午前11時15分までの間
開催場所
大阪府西堺警察署 5階講堂
出席者
委員
井上会長、高槻副会長、古澤委員、小林委員、平山委員、大野委員
警察
署長、副署長、総務課長、留置管理課長、会計課長、生活安全課長、生活安全課長代理、地域課長、地域課長代理、刑事課長、刑事課長代理、交通課長、警備課長
議事概要
警察署協議会開催に伴いオープニングとして、「西堺警察署の1日と1年」と題する動画視聴を実施した。
1 署長挨拶
本日は、お忙しい中「令和7年度第3回警察署協議会」に御出席いただきありがとうございます。
委員の皆様方におかれましては、日頃から警察行政各般にわたり、とりわけ警察署協議会の運営に関しまして、格別の御理解御協力を賜り、誠にありがとうございます。
早いもので年度末を迎えましたが、私からは、前回11月の協議会開催以降の西堺警察署の主な活動状況について説明します。
まずは、歳末警戒活動及び部隊発足式についてお話します。
昨年12月1日、年末年始の犯罪被害防止を目的に歳末警戒がスタートしました。
警戒部隊発足式を当署屋上で実施し、西区長、西堺防犯協議会会長等防犯関係団体をはじめ、警察署協議会から井上会長に御出席いただきました。
堺市公式キャラクターのハニワ部長に一日警察署長をお願いし、防犯キャンペーンを実施し、年末年始に大きな事件事故はなく、平穏に推移しました。
次に衆議院が1月23日に解散され、1月27日に公示、2月8日に投開票された衆議院総選挙及び大阪府知事選挙に伴い、選挙違反取締本部を設置し、刑事課を中心に全署体制で選挙違反に関する情報収集等に従事すると共に、投開票日には投開票所の警戒を実施しました。
次に主な防犯、交通安全啓発の取組についてですが、昨年12月6日に年末の交通事故防止キャンペーンをイトーヨーカドー津久野店で開催し、交通課員による交通安全コンクール第五方面区大会で15署中1位となった寸劇を披露したり、津久野中学校吹奏楽部を招いて演奏会を実施しました。
1月10日には110番の日に110番の正しい利用方法を周知する為の取組として、鳳ウィングスで開催をいたしました。
鳳中学校吹奏楽部を招いて演奏会も行いました。
長期未解決事件である平成18年1月10日に神野町で発生した母娘殺傷事件に対する情報提供を呼びかけるビラ配布も行っております。
2月14日には、特殊詐欺被害防止対策の一環として、イトーヨーカドー津久野店におきまして、当署管内居住の高校総体女子ボクシング2連覇の羽衣学園高校3年生の三木ひよりさんを一日警察署長とし、同校書道部員による書道パフォーマンス等も実施しました。
主な事件対応ですが、1月30日に鳳北町の民家浴室内で発見された殺人事件に伴い、捜査を開始すると共に報道発表を行っております。
昨年10月17日に開催された八田荘地区祭礼において、八田北町地区地車とトラブルになり、暴行を加えたとして、2月3日に傷害罪で28歳の男性を逮捕し、報道発表を行っております。
その他では、管内情勢を知る為、1月20日に会長の御主人が経営される会社を見学させていただき、先端技術を有する企業が身近で活躍されている事を知る事ができました。
2月27日には、委員が「浜寺公園駅保存活用の会」理事長を努められている関係から、浜寺公園駅旧駅舎を見学させていただき、120年の歴史の重みと地域ボランティアの皆様の暖かさを感じる事ができました。
この1年間、前半の半年間、万博開催に伴う署員の警備出動の影響により、これまで以上にマンパワーの必要性を感じた事や府民の皆様からの様々な叱咤激励の声もいただき、西堺警察署に対する期待と信頼の大きさについて思い知った次第です。
今後も府民目線に立って、安全安心なまちづくりに取り組んで参ります。
結びに西堺警察署協議会の発展並びに委員の御家族の皆様方の今後の益々の御健康御多幸を祈念して挨拶とさせていただきます。
2 会長挨拶
今、署長からのお話をお聞きしまして、本当に署員の方々がまとまりがあり仕事をされているという事をすごく感じられました。
本日の議題にありますように4月1日より自転車の交通違反に対して青切符が適用され、反則金が課せられるようになりました。
私は自動車を運転するのですが、車内から見る自転車に乗っている方やその周りにいる方の安全を考えると取締りは必要だと感じます。
自転車に限らずバイクの取締りも必要と感じます。
バイクで車と車の間をすり抜けて行かれる方が非常に多く感じられます。
自動車で信号待ちで止まっていて、信号が変わって出ようと思った時などに事故しないようにと心掛けているんですが、こういった事故の原因になるバイク運転がなくなれば良いと思っています。
自動車の運転ですが、私は遠いところへは行かず、ほぼ堺市内だけなのですが、堺市内の運転のマナーが良くなっているのも堺市の警察官がきっちり取り締まってくれたり、パトロールしてくれているおかげであると感じています。
本日の議題ですが、自転車違反の青切符適用についてです。
委員の方も御質問があれはよろしくお願いします。
この議題について、交通課長からの説明をよろしくお願いします。
3 質疑応答
【交通課長】
どうして自転車に反則通告制度が適用されるようになったかといえば、全国、大阪共に交通事故件数は減少していますが、自転車事故の割合が3割を占めている状況にあります。
自転車のマナーアップが交通事故の減少に繋がっていくという事です。
4月から自転車違反の青切符が適用となります。
これまでも自転車の取締りは実施しておりましたが、罰金の対象とはなっていませんでした。
4月からは自転車で違反をすれば反則金が生じますが、きっちりと納付すれば前科がつく事はありません。
自転車は車両の中の軽車両にあたり、当然、車両であるので交通取締りの対象となります。
自転車が通行すべきところは、原則、車道の左側となっています。
ただし、車道の右側、歩道に自転車専用道路があればそこを走る事になりますし、車道を走る車の量が多ければ、危険を伴いますので歩道を走る事となります。
国道26号線等の車の通行の激しい道路では、交通事故防止の為、自転車の歩道通行可の標識があるので歩道走行が可能となります。
しかし、歩道は歩行者が優先であり、自転車は車道寄りを徐行走行する事となります。
横断歩道を渡る際は、自転車横断帯を走行する事になります。
自転車横断帯がない場合は、歩行者がいなければ、走行して横断しても良いですが、歩行者がいる場合は自転車から降りて、押して渡る事となります。
横断歩道に歩行者がおれば、手前で一時停止して下さい。
交差点での信号の従い方ですが、歩行者、自転車専用の標識がある場合は歩行者信号に従い、ない場合は車両信号に従う事になります。
自転車での右折は2段階右折を厳守して下さい。
一時停止には従い、必ず一旦止まって、安全を確認後走行を開始して下さい。
一方通行についてですが、ほとんどが自転車は除くとなっているはずです。
しかし、大阪市内等では、自転車を含む一方通行道路がありますので、必ず標識は確認して下さい。
自転車の飲酒運転については取締りを強化しています。
当署管内でも取締りを実施しています。
運転者本人だけでなく、自転車の提供者、酒類の提供者についても故意があれば罰則の対象者です。
自転車運転の反則告知制度の適用は16歳以上となります。
ヘルメット不着用は罰則対象外ですが、交通事故による自らの命を守る為、着用をお願いしているところです。
携帯電話を通話しながらの走行、踏切内への立入り、信号無視、一時不停止等の違反は取締り対象となります。
交通事故を起こした場合では、救護義務、警察への通報義務を当然負う事になります。
自転車事故でも多額の損害賠償請求がなされる場合があり、神戸地裁の判決で9,300万円に達した事もあります。
自転車保険の加入は義務付けられているので、種類は多々ありますが必ず加入してください。
自転車取締りの基本は指導と警告です。
しかし、降りている踏切内への侵入等は危険性が高いので青切符で処置し、飲酒運転等は赤切符で処置します。
右側走行、自転車の電気がついていなかったり、ブレーキが効かなかったり、傘を差しての走行等は、指導と警告に従えばこれに止めます。
しかし、単純な違反であっても歩行者や車の妨害等危険行為が認められれば、この限りではありません。
危険行為をせず、交通ルールを守っていただければ交通事故防止に繋がる事を理解して下さい。
お願いします。
【委員】
自転車違反の青切符適用について、企業に対する講習等は実施してくれているのですか。
【交通課長】
講習をして下さいという問合せは幾つか来ております。
当署では、積極的に各企業に対する講習を実施していく予定でいます。
【委員】
自転車で、車道を逆行してしまった場合は指導、警告で済むのですか。
車道の右側を走った場合も同じですか。
【交通課長】
指導、警告に従えば告知はされません。
車道の右側は走らないで下さい。
自転車を降りて押すしかありません。
自転車の違反で切符を切られても期日までに反則金を納付すれば良いのです。
これまでの車やバイクで違反してしまった場合と同じです。
4 事前質問事項
【総務課長】
事前質問事項について回答していきます。
委員の方から「少年犯罪の低年齢化が進行していると聞きました。少年が大麻を使用したり、密売グループも存在しているそうです。小学校においても怪我をさせるくらい暴力を振るう子がいます。そのような事を防げるように深く介入するのは難しいですが、地域や学校と共に何かできないのでしょうか。」という、質問をいただいております。
これについて、生活安全課長から説明させていただきます。
【生活安全課長】
少年の刑法犯での検挙・補導は、令和3年までは10年連続右肩下がりであったのですが、令和4年に増加に転じ以降上昇しています。
令和4年2,188人、令和5年2,753人、令和6年2,900人となっており、令和7年は3,400人です。
その30パーセントの1,000人余りが触法少年です。
14歳未満の少年であり、触法少年の犯罪率は年々増加しており、犯罪の低年齢化が課題の1つとなっております。
次に少年による大麻事案ですが、検挙された少年数は平成30年から増加傾向にあり、令和5年には199人が検挙され、大阪が全国一となりました。
令和6年には191人でしたが、2年連続全国最多となり、令和7年も197人となる見込みです。
調査では、少年が大麻を始めるきっかけとしては、先輩や友人に勧められたというものが大半であったとの事です。
検挙された少年の周りには検挙に至っていない大麻に関わる少年が多数いるという事であり、由々しき事態となっております。
警察の対策としては、積極的な事件化が第一と考えております。
認知した少年事件については、取調べ等で真相解明した上で、触法少年については児童相談所、犯罪少年については検察庁、家庭裁判所へと送られ、それぞれの機関において再非行防止が徹底されます。
警察は堺少年サポートセンターとも連携し、事件化に至らない家庭からの金銭持出し、深夜徘徊等の非行が軽微な少年等に対する継続補導を実施しています。
少年サポートセンターは本部少年課員や心理士の有資格者がメンバーにおり、非行少年親子に対する心理テスト等も実施し、その結果に基づいたアドバイス等を促しています。
その他、各学校との連携も強化しており、学校内で非行防止教室や薬物防止教室等の広報啓発活動にも重点を置いております。
少年補導についてですが、大麻で検挙された少年はほぼ喫煙経験者であるとのデータがあり、大麻使用はコカインや覚醒剤等の更に強い副作用を持つ薬物使用の入口となっております。
少年の喫煙段階での保護者や本人に対する助言が大切であり、少年ボランティアの方々の協力もいただきながら多くの少年に声掛けを実施しております。
【総務課長】
質疑はありますか。
なければ、今回の警察署協議会を終了させていただきます。
【会長】
皆様どうもありがとうございました。
【総務課長】
最後にお願いを2点させていただきます。
警察官の採用募集のお願いです。
人材が不足しております。
身近に警察官に適任と思われる人材がおれば採用試験の受験をお勧め下さい。
サイバーセキュリティー防止月間です。
フィッシングメール詐欺に注意して下さい。
「メールのURLはクリックしない」「パスワードは使いまわさない」「多要素認証を設定する」つまり顔や指紋認証に設定する事を身近な方にも教示願います。
















