大阪府布施警察署協議会会議録(令和8年第1回)
開催日時
令和8年2月17日(火曜日) 午後1時30分から午後2時40分までの間
開催場所
大阪府布施警察署 講堂
出席者
委員
永田会長、弓手委員、茨木委員、坂口委員、池田委員、谷岡委員、真鍋委員、庄田委員、井口委員、村川委員、大西委員、中西委員、北野委員、島谷委員
警察
署長、副署長、総務課長、留置管理課長、会計課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、生活安全課町代理、広聴相談係長
議事概要
1 会長挨拶
本日は、お忙しい中、令和8年第1回布施警察署協議会に御参集いただきまして、誠にありがとうございます。
今、まちの中ではインフルエンザが大流行しています。
私も耳鼻咽喉科の医師として、日々、患者様の診察と治療をしています。
昨年末はインフルエンザA型で、年が明けてからはB型が流行っております。
B型は、風邪と同じような症状で見分け方が難しいです。
皆様も手洗いうがいをしていただきまして気を付けてください。
2 署長挨拶
本日は御多用のところ、令和8年第1回布施警察署協議会に出席いただきましてありがとうございます。
本年最初の布施警察署協議会ということで、今年も皆様からの要望・意見をしっかりと我々が伺い、それを警察業務に反映させるようにしっかりと努力して参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。
昨年一年間を振り返りますと、特殊詐欺と交通事故、そして歓楽街である足代地区対策の三点がポイントかなと思います。
特殊詐欺については、一週間ほど前に70歳代の高齢夫婦宅の固定電話に「年金について差額があり助成金があります。既に封筒を送っているが返信されていないですよ。」と言葉巧みに言われ、更に「特別に助成金を受け取れるようにしますので作業代を振り込んでください。」という電話があり年金振込口座を教えてしまった。
数分後、銀行員を騙る人物から電話が架かってきてATMに誘導されて200万円を振り込まされたという事件です。
電話を受けてしまうと言葉巧みに騙されます。
犯人は、すごい数のお宅に詐欺の電話をしているので、我々も気を付けなければ騙される恐れがあるくらいです。
対策は、国際電話を取らないことと、勇気を持って電話を切ることです。
警察官を騙りお金の話をするのは、全て詐欺だと思ってください。
交通事故についてですが、布施署管内で昨年発生した交通事故の約4割は自転車が絡む事故でした。
自転車に乗る時には、ヘルメットを被るようにお願いします。
転倒したときにヘルメットを被っていたら怪我を最小限に防ぐことができます。
ヘルメットの装着率ですが、全国的に見ても大阪はかなり低いです。
最後に繁華街である足代地区対策です。
今もなお継続中です。
違法店は全て潰します。
街の環境を良くすることを目的として、東大阪市とタイアップして取り組んで参ります。
3 議事
(1) 令和7年中における布施署管内の犯罪発生状況の総括について
大阪府下における犯罪発生状況
令和7年中の大阪府下の刑法犯認知件数は84,000件を超え、昨年に比べて2,700件ほど増加しています。
警察署別で見ると、最も多かったのは南署で、次に曽根崎署、そして布施署であり、布施署は府下ワースト3位でした。
布施署管内における犯罪発生状況
布施署管内における刑法犯認知件数は、昨年よりも400件弱増えており厳しい結果ではありましたが、積極的な捜査等により犯人の検挙件数も大幅に増加しています。
罪種別に見ますと、窃盗は減少しています。
また、7割を占める自転車盗は、若干ですが減っています。
自転車盗の被害者の多くは、高校生や大学生など若い世代の方々で、駅周辺や学校内で発生する傾向があります。
今後も学生に対し、自転車には施錠する等の防犯指導を引き続き行います。
その他、凶悪事件、知能犯事件、粗暴犯事件、そして風俗事件が増加しています。
大阪府下における特殊詐欺の発生状況については令和7年は3,300件を超えており、令和6年よりも660件増加し、前年比約25パーセント増加となりました。
主な手口として、オレオレ詐欺の被害件数が顕著で、令和6年よりも1,000件ほど増加しましたが、還付金詐欺が550件ほど減少しました。
被害総額は137憶円を超え、令和6年よりも76憶円以上増加となりました。
では、布施署管内における特殊詐欺の現状ですが、令和7年は約60件と前年より若干減少し、被害総額は約1憶7,100万円でした。
被害防止のための諸対策についてですが、地域課の警察官が高齢者宅を重点とした特別巡回連絡や広聴会を行い、「国際電話拒否設定や被害防止の録音機の設置」と「コンビニエンスストアに対する個別防犯指導」を推進しており、今後も継続して参ります。
最近の手口として、警察官を騙って、「捜査対象となっている」「あなたを逮捕します」「逮捕されないためには保釈金が必要である」「財力を証明するためにお金を振り込んでください」というものがありました。
次にSNS型投資詐欺とロマンス詐欺についてですが、この二つの詐欺は被害者と面接することなく、SNS等を通じて関係を深め信頼関係や恋愛感情を抱かせ、投資で利益を得ることや交際を継続発展させるなどの名目で金銭等を送らせて騙し取る詐欺のことです。
大阪府下における発生状況は、令和6年と比べて件数や被害金額ともに急増しています。
布施署管内では令和7年中約40件、被害総額は約4憶2,000万円でした。
犯人は、言葉巧みに騙して金銭を振り込ませるのです。
対策としては、SNSを通じた儲け話には乗らないこと、実際に会ってもいない人からお金を要求された場合は詐欺だと思うことです。
布施署では、特別巡回連絡や防犯教室を通じて、引き続き高齢者の方に対する直接的な防犯指導を継続するとともに、安まちアプリや布施署のウェブサイトを活用するなどして、高齢者以外の方に対する被害防止にも努めて参ります。
繁華街である足代地区対策において、暴行や傷害の粗暴犯事件については、専従体制を敷き発生後ただちに捜査して犯人を逮捕しています。
最後に「ニセ警察官を騙る映像」を視聴していただきます。特殊詐欺を防ぐには皆様一人ひとりの力が非常に大きいと思うので、引き続きよろしくお願いいたします。
(2) 護身術について
護身術とは、「身を護る術」です。
護身術を活用することによって、相手をひるませる、逃げる為の時間、警察官等の助けが来るまでの時間をいかに稼ぐかが大切です。
普段から、通学や通勤時には安全な経路を通る、持ち物は携帯電話と財布や鍵等を同じ鞄に入れないようにする、もしもの時は家族に連絡をして迎えに来てもらう、近くのコンビニや利用している駅にとどまり様子を見る、助けを呼ぶ場合は、大きな声を出して「助けて、誰か来て、110番して」と助けを求めるといったことを心がけてください。
身体で覚える護身術として、攻撃を受けた場合は、相手の急所を攻撃する、そうならないためには相手との間合いを確保したり手を掴まれたら離脱することを考えることが有効です。
また、所持品を活用する、例えば傘や鞄を相手との間に入れるということも有効です。
護身術で大切なことは、自分の身は自分で護るという気持ちが大切です。
4 質疑応答
(1) 高齢者に対する効果的な特殊詐欺対策について
【委員】
最近、会社を経営されている知り合いの高齢男性に警察官騙りの特殊詐欺の電話があり、住所等をつい言ってしまったようです。
何か効果的な対策はないのでしょうか。
【警察】
相手との会話の途中で何かおかしい、詐欺ではないのかと感じたら勇気を出して電話を切ってください。
また、プラスから始まる電話番号は危険ですので、出ないようにしてください。
(2) 足代地区内における駐車取締りについて
【委員】
足代地区内では夜間の駐車はないのですが、日中においては、飲食店が閉まっていることで商業車や営業車の駐車がありますので取締りをお願いします。
【警察】
令和8年度から駐車監視員のガイドラインが変更になり足代地区も取締りエリアに指定しましたので、地域課、交通課とともに取締りを強化いたします。
















