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大阪府池田警察署協議会会議録(令和8年第1回)

開催日時

令和8年3月11日(水曜日)午前10時00分から午前11時00分までの間

開催場所

大阪府池田警察署 講堂

出席者

委員

深井会長、村上副会長、西委員、岸上委員、鷹尾委員、畑委員、田中委員、藤川委員、伊藤委員

警察

署長、副署長、総務課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、交通課長代理、広聴相談係長

議事概要

1 会長挨拶

おはようございます。
本年第一回の池田警察署協議会に参加いただきましてありがとうございます。
また平日の昼間から、お忙しい中参集いただきまして、ありがとうございます。
池田という所は非常に治安の良い事で有名な所でありますが、先日、五月丘で強盗がありまして非常に新聞・報道を賑わしたところで、皆さん不安に思っていると思います。
学校の方でも集団登下校を実施されているところであり、捜査上説明できないものがあるかもしれませんが、今の現状を御報告いただきながら、本日も活発な意見をいただきたいと思います。
よろしくお願いします。

2 署長挨拶

おはようございます。
本日は御多忙の中、池田警察署協議会に参加していただき、誠にありがとうございます。
また皆様には、日々警察行政の各般にわたり、御支援御協力を賜り、誠にありがとうございます。
先ほど会長からお話がありましたように、3月4日午前11時過ぎに、管内五月丘で刃物を使用した強盗致傷事件が発生しており、大きく報道されているところであります。
残念ながら今のところ、犯人は検挙に至っていませんが、池田警察としては、本部の協力をいただきながら犯人逮捕に向けて鋭意捜査を継続しているところでございます。
今しばらく御負担をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします。
加えまして、かなり大きく報道がされたという事もありまして、管内の皆様方にはかなりの御負担・御不安をおかけしておりますが、池田警察署といたしましては、特に小学校の登下校時における警戒を重点的にやっております。
精一杯御安心していただけますよう取り組んでおりますので、どうぞよろしくお願いします。
さて、唐突ですが池田市民に対して実施されたアンケートに関するお話をします。
2022年にリクルートが実施した池田市に関するアンケートの「住んでみて感じる街の魅力」という項目では「防犯対策がしっかりしていて治安が良い」が堂々の1位になりました。
ちなみに2位は「教育環境が充実している」で、3位は「利用しやすい商店街がある」でした。
また同アンケートの「子供が選ぶ池田の好きなところ」という項目でも、「治安がよい」が堂々の1位になっています。
委員の皆さんは、このアンケート結果を聞いてどう思われますでしょうか。
私は非常にありがたく思うのと同時に、身の引き締まる思いで一杯です。
そこで我々署員一同は、このアンケート結果に恥じぬよう、今後も子供・女性、そしてお年寄りまでもが安心して暮らせる安全なまちづくりの実現に向け、委員の皆様方からの御意見・御要望を頂戴し、その上で総力を挙げて各種対策に取り組んでいく所存でありますので、引き続きの御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本日御参会の皆様方の御多幸、御健勝を祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。

3 業務報告

震災関連・災害対策について(警備課長)

報道のとおり、3.11に東日本大震災が発生して1万5千人以上という多くの方々が亡くなられて、未だに行方不明の方々が2千5百人以上というような状況でございます。
今後どうするべきか、津波がおきた時にどういうふうに対処したらいいのか。
避難とかの方法の参考になるような動画、警察が震災の時にどのような事をしているのかが分かるような動画を見ていただいてから、池田市の地震対策を説明させていただこうと思います。
東日本大震災の記録として、福島県警が作成した動画になります。
地震の発生から津波の到達、その状況、その後の活動について実際の警察官が振り返って話をしてくれているような動画になります。
災害時の警察活動がこのようなものだと参考になるものと思います。
~動画鑑賞~
最大震度5弱以上の地震が予想される場合、大津波警報が発令された時は、携帯に緊急速報メールが受信されるようになっています。
テレビを見ていた場合、緊急速報が出たのは分かりますが、屋外にいる時は基本的に携帯を持っておられれば、警報が入りますのでそれを参考にして避難を開始していただければと思います。
実際に警報については、大津波警報は津波の高さが3メートルを超える場合は大津波警報。
1メートル以上の場合は、津波警報。
津波注意報は、0.2メートル以上1メートル以下となっていますので、注意報だからといって津波が来ないと思うかもしれませんが、実際には1メートルの津波が来る可能性があります。
大阪市内であれば堤防があって障害物もありますが、海岸線であれば津波に飲み込まれると、たとえ数センチの津波でもビデオで見ていただいたとおり、津波の勢いは非常に強いのでそのまま海に持っていかれるという恐れがありますので十分注意していただければと思います。
池田市で地震災害がどのようなものがあるのかといいますと、池田市ハザードマップが御自宅にあるんじゃないかと思います。
市役所から配られております。
もし御自宅に無ければ、市役所にありますので必ず御自宅に備えていただくようお願いします。
池田市で想定される地震ですが、南海トラフ巨大地震は最低震度が6弱くらいを想定されています。
これよりも強い地震がくる可能性があります。
これは有馬高槻断層帯地震と呼ばれ、阪神淡路と同じ直下型で南海トラフとは違う形の非常に強い地震です。
また大阪市内で震源地になるような上町断層帯地震があり、これも震度6弱・強になる地震が想定されます。
平成30年の大阪北部地震で池田市内でも、ブロック塀が倒れるという被害が実際発生しております。
死亡者はありませんでしたが7名の負傷者がありました。
これが直下型であれば、もっと大きな被害が出る可能性があります。
池田市内のハザードマップには、津波の被害は想定されていません。
しかし、動画でも見ていただいたとおり河川を津波が遡上する場合があります。
東日本大震災では最大49キロ遡上した記録があり、実際被害があったのは12キロで津波が溢れて被害を受けています。
池田では、猪名川で軍行橋付近が河口から16キロくらいです。
津波が上がってくる可能性はありますが、被害はそれほど想定されていないのが現状です。
ただ、川遊びをしていると持って行かれるという状況ですので、基本的には川には近づかない方が良いという事です。
ちなみに隣の豊中では、庄内のあたりでは1メートル位の津波が押し寄せてくることが予想されています。
大阪市内では上町台地より堺寄り南側では、海岸1キロくらいでは津波の被害を受けるのではないかと想定されています。
1キロというのは、だいたい南海本線あたりまで津波が押し寄せてくるというような想定になります。
南海トラフの1メートル以上の津波の到達時間は、大阪府の南端岬町あたりで地震後50分に到達します。
第一波は先ほどもありましたように、小さい場合もありますが第二波、第三波で大きな津波が来る場合もあります。
大阪市の南部では、概ね100分後に到達すると予想されていますがあくまでも予想ということで、もっと早く到達する可能性があります。
特に海岸線におられる方は、できるだけ早く逃げていただくようお願いいたします。
地震は発生直後、潮位に大きな変動があるということですので、特に夏場の海水浴、5月くらいには潮干狩りに行ったりする場合もあると思いますし、職場が大阪市内の方もおられると思いますので、南海トラフ地震が起きれば海から直ちに離れていただくのが正解です。
津波が見えて内陸部に避難する時間が無い場合は、高いコンクリートのビルがあります。
大阪市内であれば、こういったビルは指定されています。
津波避難ビルという表示がありますので、そちらの方に避難していただくのが良いと思います。
説明は以上で終わらせていただきます。

4 質疑応答

(1) 市民から警察に寄せられる相談事案の現状について

【委員】

今から数年前に、私がやっている子ども食堂でのトラブルで池田警察署に相談させてもらい、相手方に警察から注意をしてもらい解決したことがありました。
市民から池田署へ寄せられる相談事は、年間どれぐらいありますか。
また、どのような相談内容が多いのでしょうか。

【警察】

委員からの質問についてお答えします。

まず始めに、大阪府下には66警察署ございますが、そこには広聴相談係という係が設置されており、市民から寄せられる相談事の窓口となっております。
池田警察署の広聴相談係の体制は、広聴相談係長1名と非常勤の警察専門嘱託員の2名で業務を行っています。
担当業務としまして、広聴相談の他、警察署協議会の運用、被害者支援業務、個人情報保護等の業務を担当しています。
御質問の警察へ寄せられる相談は広聴相談事案と言い、その定義は、

  • 警察に対して申し出られた「警察広聴」及び「警察相談」に係る事案

という二種類がございます。

まず、「警察広聴」は、警察活動に関する要望、意見、感謝、激励、苦情、情報等の申出を言います。
この警察広聴に係る申出は、警察活動その他の警察行政に関する各種要望、意見等であり、警察としてはこれを幅広く受理し、不断の業務の改善を図ることにより、より一層府民の目線に立った警察行政を確立していくことが求められています。

次に「警察相談」は、安全で平穏な生活を営む上での障害又は生活の安全に関する問題について、警察にその解決等を求める申出で、いわゆる「困り事相談」と言われるものです。
警察で取り扱う相談事の大半は、この「警察相談」になります。

それでは、御質問にありました当署における相談の受理件数等について説明します。
昨年、令和7年中の池田署における広聴相談の受理件数は、統計上公表されていませんので、おおむねの数を申し述べますと、池田署は2,000件を超える受理件数で、大阪府警66署中10番目の受理件数となっています。
昨年は受理件数の上位10署中、半分以上の6署が北摂地区の警察署となっています。
池田署における過去の広聴相談の受理件数は、例年、約1,200件前後でしたが、令和元年12月に新型コロナウイルスの感染者が中国で報告された後に世界中に広がり外出制限等の規制もあり、その影響で広聴相談の件数も令和2年から令和3年にかけて急激に減少しました。
その後、徐々に新型コロナに関する規制が緩和されますと広聴相談の受理件数も増加傾向に転じ、令和5年に初めて2,000件を超え、昨年の令和7年も2,000件を超えています。

次に、広聴相談の申出内容については、
一番多いのが、

  • 不審者の出没
  • 児童に対する声かけ
  • 不審な電話
  • 犯罪につながる可能性のあるトラブル

等の犯罪等の被害防止が全体の約20パーセントを占め、

そして二番目が、

  • 各家庭や親族関係
  • 相続・離婚
  • 職場での同僚間のトラブル
  • 隣人間の騒音・境界問題

等の家庭・職場・近隣問題が約12パーセント、

三番目が、

  • 社会問題となっています特殊詐欺
  • 最近では架空請求詐欺
  • 警察官騙りのアポ電

等の相談が約10パーセント

四番目は、

  • インターネットを利用した詐欺や悪質商法
  • クレジットカードの不正利用
  • ネットでの誹謗中傷

等のサイバーに関する問題が約8パーセント

五番目が、

  • オーバードーズ
  • 自殺企図
  • 認知症高齢者の徘徊、保護
  • 親族と連絡が取れない安否確認

等保護・応急救護に関する問題が約6パーセントとなっています。

その他の内訳として、受理態様としまして、

  • 池田警察署や交番に直接来訪されるのが、全体の約34パーセント
  • 電話が約18パーセント
  • 文書・ファックスが約0.7パーセント
  • 地域警察官が現場で受理した署外活動が約47パーセント

となっております。

また相談者の男女比率にあっては、男性女性ほぼ半数となっております。

相談者の年齢比率は、一番多いのが50歳代と40歳代が17パーセント、30歳代が15パーセント、おおむね40歳・50歳代の相談が多いという形になります。
若者世代では、ネット関係による交友トラブル、詐欺相談。
中年世代では、近隣問題、親族トラブル、契約トラブル。
高齢世代では、特殊詐欺の不審電話やメール、認知症に関する相談が多い傾向にあります。
以上が概要となります。


池田警察署では、市民から寄せられる相談に関して、全署員迅速に適切に対応するよう情報共有しております。
広聴相談係では、警察へ寄せられる相談の窓口としてさまざまに対応し、DV、ストーカー、つきまとい等の人身安全関連事案に発展する怖れのあるものは生活安全課と、各種事件捜査の必要があるものは刑事課と交通問題であれば交通課と共同聴取して情報共有し、署全体で対応するようにしております。
その他、関係先として池田市役所、地域包括支援センター、保健所、消費生活センター等、それぞれの問題解決に向けて関係機関とも情報を共有するなどして、その問題解決に尽力しています。

以上が広聴相談に関する回答となります。

 

【委員】

先ほど相談内容の中で近隣トラブル、騒音問題とかあったと思いますが、そういった場合警察としてはどういった対応をとられるのか教えていただきたいと思います。

【警察】

昔は近隣問題、民事的な問題に警察が入らないという時もありましたが、今は相談があれば全て相談を受けて、なんとか解決したいというところです。
申出者の意向にもよりますが、相手の方に注意をして欲しい、相手方には注意して欲しくないが時々自宅の方をパトロールしてほしいといった要望がございます。
自治会とかマンションでしたら管理会社とか市役所の弁護士相談に相談して下さいと教示をさせていただいています。
警察でできる限りの事はさせていただいています。

【委員】

ありがとうございます。
というのも、うちの会社がある町会内で、昼夜を問わず犬の鳴き声がするという騒音問題が発生しています。
今は、地元の自治会が関係機関に相談とかを行っているところです。
おそらく警察のトラブルにはなっていませんが、近隣からの苦情という点では、町内会では揉めているという事案になります。
もしかしたら、町内会に入られていない方もいらっしゃいますので、そう言う相談の可能性もあるのかなと思いますので、どういった対応をとられるのか聞けて良かったです。
ありがとうございました。

(2) 自転車の交通ルールの改正について

【委員】

前回もお聞きしましたが、自転車の交通ルールです。
車道にピクトグラムの表示がある交差点の通過方法とか一時停止違反の時、一方通行でピクトグラムの無い歩道を通過する時も左側通行のみなのか。
地域でもお年寄りの方が多くて、免許を持たずに標識とか知らない方も多いので、今後4月からどういう形で違反対応になるのかを知りたいと思います。
今回チラシとかいただいてますが、そこに載っていないような事も教えていただきたいと思います。

【警察】

標識の関係では、標識表示令というものに載っていますが、先ほど言われました青色のピクトグラムは道路管理者が施行して敷設するものでありますから、自転車についてはできるだけそちらを通ってくださいというお願いになります。
もちろん自転車につきましては、左側通行になりますので、そのピクトグラムの矢を向いている方を通行していただくということになります。
歩道通行に関しては原則、歩道は通行できないとなっていますが、自転車歩道通行可という標識がある所では自転車が歩道を通行することが可能になります。
その標識が無い所では、基本的には道路を通行していただくことになりますが、70歳以上の高齢者もしくは13歳未満の小学生に限れば、歩道を通行していただくことになります。
先ほど言いました自転車通行可の標識がある場所では、双方向通行ができますので違反にはなりませんが、基本的には道路の左側を通っていただくということになりますので、片方にしか歩道が無い場合は、そちらを双方向自転車で通行していただいて結構ですが、歩行者がいる場合は押していただく等、安全を配意していただきたいと思います。
4月17日からの自転車の交通反則通告制度につきましては、チラシの2面をみていただくと、内容を記載しております。
16歳以上いわゆる高校生以上につきましては、交通反則通告制度の適用対象となりますので、青色の切符を切られて反則の金額を支払っていただければ、それ以上の罪に問わないという制度になっております。
自転車の取締りに関しては、原則的には今までとあまり変わりません。
というのは、何でも違反という形になると、全て警察で措置するという事になります。
それでは良くないので、基本的には指導・警告を行いながら取締りをしていきます。
ただ、取締りをしなければいけない違反があります。
それは、酒酔い・酒気帯び運転、携帯電話を見ていて事故を起こすとか、自転車で車の前に飛び出す無謀運転とかは、悪質違反として取締りをすることになります。
これ以外にも、基本的には200種類以上の違反について違反になりますよと言っていますが、警察ではその全てを取締りするのは、なかなか難しいところがありますので、まずは悪質・危険性の高い違反の取締りをしていくという形になっています。
池田警察署に関しては、自転車の事故が多発している所、死亡事故が発生している所の路線について取締りを実施するということになっています。
大阪府警察のウェブサイトにも載っていますが、池田警察署に関しては、阪急の池田駅周辺、そちらから城南三丁目の176号線の事故が非常に多いです。
それと阪急石橋阪大前駅、その周辺200メートルの所についてもかなりお酒の事故が多いので、重点的に取り締まっていくことになります。
各署それぞれの路線を提示しておりますので、そちらを見ていただければと思います。
池田警察署でも、取締りのやり方の教養がやっと今日からスタートということで、なかなか周知できていないところもありますが、今後も交通安全教育運動もしっかり対応させていただきます。
自転車の関係では、3月13日金曜日にクレパにおいて、交通安全教育大会で優勝した警察官と交通安全委員会の副会長が演技してくれます。
これは非常に短い時間で端的にやっていただいている安全教育ですので、是非見ていただきたいと思います。
なるほどなとわかると思います。
よろしくお願いします。

 

【委員】

自転車の一方通行の規制はどうですか。

【警察】

一方通行の標識ですが、基本的には自転車も一方通行になります。
しかしながら、標識の青色の矢印の下に「自転車を除く」という補助板が付いている場所があります。
ここについては、自転車は規制の対象外になりますので、反対方向に通行していただいても結構です。
ただ、道路の幅員の状況であったり、道路管理者が一方通行であっても通行してくださいという、いわゆるグリーンベルトや歩道を広くとっているような所もありますので、そういった所を通っていただくようにお願いします。