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大阪府都島警察署協議会会議録(令和8年第1回)

開催日時

令和8年3月6日(金曜日)午後2時00分から午後3時30分までの間

開催場所

大阪府都島警察署 4階講堂

出席者

委員

河田会長、平井副会長、横路委員、水谷委員、北村委員、北野委員、市場委員、高砂委員

警察

署長、副署長、総務課長、留置管理課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、犯罪抑止戦略官、広聴相談係長

議事概要

1 会長挨拶

本日はお忙しい中、御出席いただきましてありがとうございます。
今回は、今年1回目の警察署協議会となりますが、平素から御支援、御協力をいただき、この場をお借りしまして、お礼を申し上げます。
この3月をもちまして、署長、生活安全課長が御勇退されると伺っております。
長年にわたる御尽力に感謝いたします。
更に、春の異動で都島警察署幹部の皆様も入れ替わると伺っております。
今回が現体制で最後となりますが、よろしくお願いいたします。
それでは、ただ今より令和8年第一回都島警察署協議会を開催いたします。

2 署長挨拶

こんにちは。
平素、皆様におかれましては、警察行政全般に対しまして、深い御理解と御協力、御支援を賜り、誠にありがとうございます。
この場をお借りしまして厚くお礼を申し上げます。
今、会長からお話がありましたように、実質このメンバーでの協議会はこれが最後になります。
私と生活安全課長は退職いたします。
本日は、皆様からの御要望をいただき、もし回答ができないのであれば、次のメンバーに引継ぎ、「都島署は何でもやってくれる」と思われる組織であり続けるため、皆様の意見を住民の声としていただき、取り組んでいきたいと思っております。
どうか忌憚のない意見を聴かせて下さい。
よろしくお願いいたします。

3 業務報告

(1) 犯罪抑止戦略室

管内の犯罪発生状況について

(2) 地域課

地域警察の現状について

(3) 生活安全課

特殊詐欺及びSNS型投資詐欺、歓楽街対策について

(4) 交通課

管内の交通事故発生状況について

(5) 刑事課

最近の犯罪状況について

(6) 警備課

令和8年4月以降の行事予定について

4 議事

(1) 交通規制について

【委員】

大阪市北区内から車で走行し、都島橋を渡って、すぐの交差点について、これまで右折については、時間規制がされていましたが、いつから終日右折可能になるのでしょうか。
また、時間規制が解除される理由について教えて下さい。

【警察】

まず、規制の解除時期ですが、都島橋を大阪市内方向から走ってきて西から南への右折に対する時間規制は、3月3日午前10時をもって解除をしています。
この規制解除に合わせ、西から南への右折車線を増やし、同右折は右折青矢印で行わせ、反対車線の東から北への右折を終日禁止する規制としました。
東から北への右折禁止とした理由は、都島橋は直線で大阪市内方向から走ってくる車両の速度が上がりやすく、また、橋の中央付近を頂上とした勾配が付いており、当該交差点を東から進行してくる車両、反対の西から進行してくる車両の双方運転者から反対車線への見通しが悪くなっていて、更には、東から北へ右折する車両が停止できる右折車線の確保ができないこともあり、事故防止と交通の円滑の両面から、東から北への右折を終日禁止とさせていただきました。
最後に、当該交差点の交通規制の変更に至った理由につきましては、2年ほど前に、北側に住まれる方から「西から南方向へ進みたい車両が、交差点を越えてから左折して住宅街の道を通り、当該交差点を北から南へ直進するために、多くの車両が地域内の細街路を通行して危ない」と、また、南側に住まれる方からも「右折できない時間があるのに不便を感じるので、時間規制を解除して欲しい」という交差点を挟んだ南北の地域住民からの要望を受けていたものです。
この要望に基づいて、都島署では、大阪府警察本部の交通規制課と協議を重ねるとともに、当該交差点を挟んだ南北地域の地域振興会等を通じて地域住民の方に対して、本件交通規制の解除と新しい規制の実施に対する意見や賛否を聴取した結果、地域住民の方からの賛同をいただき、今回の規制変更となったものであります。

(2) 女子中学生に対する声かけ事案について

【委員】

2月初旬ころ、都島中学校の女子生徒が帰宅途中に、地下鉄「都島駅」周辺で、見知らぬ50歳代位の男性から、「ラインを交換しよう」と声をかけられたそうです。
学校として、生徒が被害に遭わないように、声かけには反応しないようにと指導していますが、その他に効果的な注意喚起はあるでしょうか。

【警察】

まずは、声を掛けられないようにすることが大切だと思います。
その方法としては、一人で行動しない、人通りの多い通りを通行する、暗くなる前に帰るという基本的な防犯ルールを徹底することが重要だと思います。
そして、万が一、声掛けを受けた場合、反応しないことが最も大切だと思いますが、それでもしつこく声掛けをしてくる場合は、遠慮なく110番通報をして下さい。
あとは、警察の方で対応させていただきます。

(3) 犯罪被害の防止策について

【委員】

最近、いろんな事件が発生していますが、被害に遭わないようにするためには、防犯カメラを設置する以外に、効果的な防止策はありますか。

【警察】

人に対しての防犯対策として、後ろを振り向くことです。
道路を歩いている時など、後ろを振り返って、周りに不審な人物がいないかどうか確認して下さい。
後ろを振り返るだけで、犯人は顔を見られたと考え、犯行を断念する者もいるので、この方法は効果的です。
住宅の防犯対策には、補助鍵や防犯ガラスの設置が効果的で、特に補助鍵は比較的安価で購入できます。
犯人は侵入に5分以上かかれば、ほとんどの場合、諦めますので、このような器具を使用し、少しでも侵入時間を遅らせることが重要です。
また、乗り物は、80パーセント以上が無施錠で盗まれることから、短い時間でも必ず施錠し、車内にはカバン等を絶対に置かないようにして下さい。
最近、電動自転車のバッテリーの盗難も多いので、これも施錠をして下さい。

(4) 自然災害発生時における警察の対策について

【委員】

今後、自然災害が発生すれば、街灯等が消えて、窃盗事件等が発生し、治安も悪化すると思われます。
そのような状況に備えて、警察として何か計画していることはありますか。

【警察】

地震災害等が発生すれば警察署では本署警戒、人命救助、避難誘導、治安警戒、交通整理等の部隊編成を行い、それぞれに任務付与をし、配置することになっています。
また、警察本部部隊としては、航空隊による上空警戒、パトカーによる流動警戒、甚大被害地域には本部から支援部隊を投入するなど、各部門間で連携を図り、早期現場臨場に向けた対策を講じています。
その他に警察では、大規模災害発生後、直ちに「警察災害派遣部隊」を全国で編成し、災害発生場所に派遣する支援体制を構築させています。

(5) 自転車の違反について

【委員】

この4月から自転車に青切符が導入されるみたいですが、一般市民で反則行為等について周知していない人もいます。
都島署として何か広報活動をしているのでしょうか。
また、主な反則行為等について教えて下さい。

【警察】

自転車運転者に対する反則通告制度の適用に関しましては、来月となる令和8年4月1日から施行されます。
当該反則通告制度の適用に至った経緯等は警察庁が作成した「自転車ルールブック」内に記載されており、前回の協議会同様にお手元に資料としてお配りしていますので、制度適用に至った経緯等の説明は省略させていただきます。
反則行為の周知についてですが、委員からの御意見にもあるとおり、自転車で交通違反をすると青切符が切られるということは知っているが、どの様な行為が違反になるのか教えて欲しいと、直接警察署に来署される方がほぼ毎日おられ、私自身もなかなか周知されていないと実感しているところであります。
この自転車運転者に対する反則通告制度の適用についての広報活動は、大阪府警察のみならず、警察庁や各都道府県警察が報道機関を利用した広報啓発活動を積極的に実施し、テレビやラジオ、新聞を通じて広報を行っているところであります。
都島警察署においても、昨年秋の交通安全運動の初日に実施された自動車学校でのワンデースクール時に、報道機関からの取材を受け、その取材状況がテレビのニュースで放映され、テレビへの取材協力も行う等し、報道対策を実施しております。
その他にも、当署では管内の3つの中学校、10の町会、老人福祉センターでの講習、都島工業高校と大東小学校に通う学生の保護者への講習、大東小学校の講堂を借用しての地域住民に対する講習を実施するとともに、一般企業での安全講習時にも自転車のルールに対する講習を含めて実施をしています。
今後についても、3月14日と15日には、商業施設での広報啓発活動、4月4日には自動車学校で開催するワンデースクールでの自転車講習、4月6日と8日に区民センターで開催する一般交通安全講習内においても、自転車運転者に対する反則通告制度の適用に関する講習を実施する予定となっています。
更には、交通課だけではなく、地域課で作成する交番だよりに記載したり、生活安全課が実施する防犯教室の際にもパンフレットの配布を行う等、都島警察署を挙げての広報啓発活動を実施しているところであります。
しかし、警察だけでの広報啓発活動には限界もあり、都島区役所には広報誌(2月号に掲載)や警察活動への協力、都島交通安全協会には協会会員への広報と業務を通じての広報活動、地域交通安全活動推進委員の方々にはそれぞれの地域での広報活動や各種キャンペーンへの参加協力等も賜っている状態で、本日御出席の委員の方におかれましても、周囲の方への本制度に関する啓発活動に御協力をいただければ幸いです。
最後に、主な違反行為に関する御質問ですが、違反対象は150種類以上の違反形態があるために、特に重要な違反について、お手元に配布させていただいております、青色の見開きのパンフレットを見ていただきながら説明させていただきます。
パンフレットを開いてもらい、「自転車運転者講習」の受講が命じられますと記載された16種類の違反が記載されたページを見て下さい。
この16種類の違反は、過去3年以内に2回以上違反すれば、3時間の有料講習を受けなければならず、講習を命令されてから3か月以内に受講しなかった場合には5万円以下の罰金となる違反で、特に違反をしないでいただきたい重要な違反になります。
この16種類の中で、携帯電話を使用しての走行、酒酔いや酒気帯び運転、妨害運転は赤切符が適用されて刑事罰となる罰金の処分対象となる違反です。
青切符が適用される違反の取締りについては、警察官の指導や警告に従わずに違反を継続した場合や、通行車両や歩行者に危険を生じさせた(交通事故を起した)場合、交通事故につながる悪質・危険な違反行為が取締りの対象となり、多くの違反は警察官からの指導や警告を受けて違反状態を改めてもらえば青切符を切られることはありません。
しかし、信号無視、一時不停止、遮断踏切への立入り等の違反については、交通事故を引き起こす可能性が高く、また、注意するいとまが無い危険な違反になるので、指導や警告が無くても取締りを受ける違反になり、現在でも指導・警告なしに赤切符を告知している違反です。
この青色のパンフレットについては、4月1日から自転車運転者に適用される反則通告制度について分かりやすく説明されているものであり、警察庁の「自転車ルールブック」と併せて目を通していただき、安全運転に努めていただければと思います。
なお、このパンフレットは、大阪府トラック協会東北支部からの寄付によるもので数に限りがある資料になり、本日は委員の方お一人に1部の配布しかしていないことを御了承下さい。

(6) 子供によるSNS等の利用について

【委員】

最近、SNS等で子供が犯罪に巻き込まれるニュースをよく見かけます。
子供を持つ親として、子供が被害に遭わないようにするためにはどのように注意をすればよいのか教えて下さい。

【警察】

オーストラリアでは、16歳未満のSNS利用を禁止する法律が施行されていますが、日本ではそのような法律はありません。
そのため、親が一方的に禁止すれば、子供は親の目を盗んで、陰でこっそりと利用し、問題が大きくなってから、親が知ることになることは目に見えています。
子供にSNSを適切に利用させる一般的なルールは、

  • 親子での話し合いによる家庭でのルール作り
  • フィルタリング機能の適切な設定
  • ペアコントロールの設定
  • 親子間のコミュニケーション

であり、具体的には、

  • 家庭内で使用する時間、使用する場所をきちんと相談して決め、それ以外では使用しない
  • 不適切なサイトやアプリへのアクセスを年齢に応じて適切に制限する
  • その状況をペアコントロールで確認する
  • 知らない人からの連絡やトラブルがあった際には、直ぐに親に相談するよう日頃から子供とコミュニケーションを取ることが重要であると思います。

まずは、親子できちんと話し合って、使用させることが大切だと思います。