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大阪府寝屋川警察署協議会会議録(令和8年第1回)

開催日時

令和8年2月25日(水曜日)午後2時から午後3時までの間

開催場所

大阪府寝屋川警察署 第一会議室

出席者

委員

出橋会長、秋元副会長、友井委員、中司委員、沢井委員、前田委員、藤岡委員、松本委員、山根委員

警察

署長、副署長、総務課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、犯罪抑止戦略官、交通課長、警備課長、広聴相談係長

議事概要

1 会長挨拶

委員の皆様には、お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
また、寝屋川警察署員の皆様には、日夜「安全なまち寝屋川」の確立に向けて御尽力を賜っておりますことに感謝を申し上げます。
寝屋川市の犯罪情勢は、特に特殊詐欺が多発して厳しい情勢にあるとお聞きしておりますが、昨年末、金融機関を対象とした防犯訓練をATMにおいて実施していただきましたが、完全に騙されている被害者を説得して止めることの難しさを実感しました。
また、自転車を青切符で取締りを実施する道路交通法改正は、皆様の関心が高いと思いますが、交通事故の抑止に繋がると思います。
本日も皆様の忌憚のない御意見をよろしくお願いいたします。

2 署長挨拶

本日は足下の悪い中、寝屋川警察署協議会にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。
本年度3回目の会議になります。
前回は、万博が終わりました直後の10月でございましたが、年末年始の祭礼警備や衆議院選挙等もございました。
万博警備を含めて本当に大きな行事のある一年でした。
後ほど、各担当課長から業務説明等をさせていただきますが、寝屋川署管内の治安維持のために署員が一生懸命奮闘しましたが、管内の犯罪情勢は未だに厳しいものがあります。
本日も皆様方の忌憚のない御意見をいただき、警察運営に生かしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

3 業務運営状況等の説明

(1) 生活安全課(生活安全課長)

ア 特殊詐欺被害防止対策について
イ 各係の業務推進状況について

(2) 地域課(地域課長)

ア 寝屋川市内の地域的な犯罪情勢について
イ 地域課の業務の取組状況について
ウ 「交番だより」について

(3) 刑事課(刑事課長)

ア 暴力団対策について刑法犯の発生状況と検挙状況について
イ 特殊詐欺等の発生状況と抑止検挙等の対策状況について
ウ 子供や女性を狙った犯罪の検挙対策状況について
エ 第51回衆議院議員総選挙及び大阪府知事選挙について

(4) 犯罪抑止戦略室(犯罪抑止戦略官)

ア 大阪重点犯罪の発生状況と抑止検挙対策について
イ 署指定犯罪の発生状況と抑止検挙対策について

(5) 交通課(交通課長)

ア 管内の交通事故の発生状況について
イ 管内で発生した交通事故の特徴について
ウ 交差点等での交通指導取締りの強化について
エ 二輪車・自転車にかかる交通事故防止対策の強化について

(6) 警備課(警備課長)

ア 初詣等の祭礼に伴う雑踏警備について
イ 第51回衆議院総選挙に伴う選挙警護について

4 議事

(1) 道路交通法改正に伴う自転車に対する交通反則制度の導入

【委員】

自転車の信号無視等の違反行為の取締りを強化するために4月から始まる自転車の反則金制度について説明をお願いします。

【警察】

まず最初に皆様にお伝えしたいことは、今回の改正で取締り方法についての変更はなく、あくまで、検挙後の手続きについて変更になるということを説明させていただきます。
当然ながら、自転車に対する「ルール」についても変更はありません。
それではなぜ今回改正されるかについて、背景について簡単に説明します。
まず現行では、「赤切符」等を用いて刑事手続きにより処理が行われ、その後検察官が起訴・不起訴の判断を行い、起訴されれば裁判を受けることになっています。
その結果、有罪となれば罰金を納付し、「前科」がつくことになるのです。
しかし、これは自動車に適用している青切符と比べ、時間的・手続的な負担(例 書類作成、取調べのための出頭)等が大きく、さらには検察に送致されても不起訴とされるケースが多く、実態として違反者に対する責任追及が不十分であるとも言えるのです。
次に指導取締りの基本的な考え方を説明します。
警察官が交通違反を認知した場合、基本的には現場で指導警告を実施します。
ただし、その違反が交通事故の原因となるような、歩行者や他の車両にとって、危険性・迷惑性が高い悪質・危険な違反であるときは、検挙の対象となります。

では違反自体が悪質・危険なものとは、

  • 刑事手続によって処理される重大な違反、例えば飲酒運転、あおり運転等

次に反則行為の中でも重大な事故につながるおそれが高い違反

  • 遮断踏切立入り、制動装置不良、ながらスマホ等

があげられます。
さらに違反態様が悪質・危険なもの

  • 違反により実際に交通事故を発生させたとき
  • 違反の結果、実際に交通への危険を生じさせたり、事故の危険が高まっているとき
  • これが多くなる可能性がありますが、違反であることについて指導警告されているにもかかわらず、あえて違反をおこなったとき

があげられます。

最後になりますが、これらの情報を網羅した「自転車ルールブック」が令和7年9月に警察庁からウェブサイトにアップされていますので、どうか印刷等してもらうなどして、御覧になっていただくと理解が深まると思いますのでよろしくお願いします。

【委員】

交通反則通告制度とはどのような制度ですか。

【警察】

刑事手続きに先行して行政上の措置をとることによって、一定の範囲の道路交通法違反行為を簡易かつ迅速に処理しようとするものです。

【委員】

自転車の信号無視が目に付きますが、どうすれば自覚してくれるでしょうか。

【警察】

これは交通警察の基本である、「3Eの原則」安全教育・安全施設の整備・指導取締りを力強く続けていくことで、府民1人1人に浸透していくと信じています。
どうか今後とも警察活動に御協力をお願いします。
付け加えまして、先日、寝屋川市におきまして、交通安全都市推進委員会が市長を議長として開催されましたが、会議に教育委員会等の関係団体が集まり、子供への教育を含めて寝屋川市全体で市民に浸透するように取り組んでいるところです。
御存じかも知れませんが、「セーフティバイシクル推進校」と銘打って大阪府警察と教育庁が連携して各高校に依頼し、高校生自らが主体となって自発的に自転車の安全運転について考えるという運動も展開しております。

【委員】

自転車に対する交通反則制度が導入されると、交通課員だけでなく、交番に勤務する地域警察官も取締りに従事するのですか。

【警察】

交通課員だけでなく、地域警察官も取締りに従事します。

【委員】

自転車の違反者が警察官の指示に素直に従ったら青キップを切られることなく、指導警告で済むのですか。

【警察】

基本的には警察官が指導警告し、警告に従わない場合に反則行為として取締りの対象となりますが、飲酒運転や携帯電話使用の禁止等の危険な行為の禁止に違反した場合は、反則行為の対象とならず、刑事手続の対象となる重大な違反となります。

【委員】

高齢者が自転車を運転している姿を見て危なっかしいと思うことがありますが、そのような高齢者に対して警察官から自転車に乗らないように注意することは可能ですか。

【警察】

具体的に危険な行為があれば、注意喚起することは可能ですが、自転車に乗ることに対して注意することはできません。

【委員】

一方通行の道路を自転車で逆送したら違反になりますか。

【警察】

補助標識で「自転車を除く」と書いてあれば違反になりませんが、補助標識がなければ違反になります。
自転車から降りて、自転車を押して歩けば違反になりません。

【委員】

自転車の交通ルールを詳しく理解するための資料はありますか。

【警察】

「自転車ルールブック」が令和7年9月に警察庁からウェブサイトにアップされていますので、御覧になっていただくと理解が深まると思いますのでよろしくお願いします。

【委員】

自転車の無灯火も違反になるようですが、昼間帯もライトを点けなければ違反になるのですか。

【警察】

夜間に照明のない道路で自転車を運転するときはライトを点灯しないと違反になりますが、昼間帯はライトを点灯せずに自転車を運転しても違反になりません。

(2) 特殊詐欺の被害防止について

【委員】

寝屋川警察署の警察官が作詞作曲した詐欺被害防止の歌と踊りを取り入れた防犯教室は地域住民から大変好評です。

【警察】

今後も、「熱波で看破」を合い言葉とするオリジナル啓発ソングを取り入れた、「聞こえる防犯」をコンセプトに広報啓発を推進してまいります。

【委員】

詐欺の電話が多発しているようですが、私の家にも電話会社や銀行を騙る詐欺の電話が頻繁に架かってきます。
以前は、人の声で詐欺の電話が架かって来ましたが、最近は機械で音声ガイダンスによる詐欺の電話が増えており、巧妙化していると思います。

【警察】

以前は、名簿やアンケートを基に犯人グループから電話が架かってきましたが、最近は、「+(プラス)」で始まる国際電話から、お使いのスマートフォンや自宅固定電話に架かっています。
そのため、国際電話からの着信を受けられないようにする対策と、自動通話録音機等を設置する固定電話対策が有効です。

(3) 少年の大麻事犯の現状について

【委員】

少年の大麻事犯の現状について教えてください。

【警察】

少年の大麻事犯の検挙人数は、年々増加しております。
今の中高生は、SNSの発達により、好奇心から

  • 大麻はおしゃれである
  • 覚醒剤と違って安全である
  • 海外では合法である

と間違った情報が入ってきて、大麻の恐ろしさをわかっていない生徒が沢山いますので、大麻はいかに恐ろしいものであるかを理解させるようにしています。
主な対策として、大阪府警察本部少年課において事件捜査等で大麻が乱用されている学校を把握し、学校、教育委員会、保護司会、子供家庭センター、少年補導共助員連絡会等とサポートチームを編成し対応しています。
内容については

  • 大麻を使用していた少年への指導
  • 警察官による校内の巡視
  • 少年のたまり場となっている場所の合同パトロールの実施
  • 薬物乱用防止教室の実施

等の活動を実施しました。
寝屋川署といたしましても、管内の中学、高校を対象に薬物乱用等の非行防止教室を実施し、大麻がいかに恐ろしいものであるかを理解させるようにしています。

(4) フィッシング詐欺に対する被害防止について

【委員】

パソコン等に知人等を装った本物そっくりの添付ファイル付きの不審なメールが頻繁に送られて来ますが、一見して本物かニセモノかを見分けることが難しく、見極めに限界があります。

【警察】

確認せずに添付ファイルを開くとウイルスに感染する恐れがありますので、電話等で知人等に直接確認してください。
確認できるまでは添付ファイルを絶対に開かないように注意してください。