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大阪府淀川警察署協議会会議録(令和8年第1回)

開催日時

令和8年3月5日(木曜日)午後2時00分から午後3時00分までの間

開催場所

大阪府淀川警察署 講堂

出席者

委員

岡田(信)会長、太田副会長、岡田委員、鈴木委員、松酒委員、石田委員、越知委員、西岡委員、柳瀬委員、山家委員、岡本委員、吉成委員、山下委員

警察

署長、副署長、総務課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、広聴相談係長

議事概要

1 会長挨拶

皆さんこんにちは。
本日もどうかよろしくお願い申し上げます。
日頃、淀川警察署の皆様方には地域の安全のために御活躍いただきまして、本当にありがとうございます。
我々協議会委員等も地域のことにつきましては、提案させていただきますので、一つよろしくお願い申し上げます。
それと、天候が暑くなったり寒くなったりしますので、体には十分御留意いただき、御自愛いただけましたらと思います。
最後に、どんどん特殊詐欺が巧妙になっていきまして、私の家にも警察の方がパトロールで回ってきました。
そしたらパッと出た時にですね、一瞬詐欺かな、どう注意したらいいかなと思いまして。
僕は直ぐに豊中警察署に電話して、「こういう方いらっしゃいますか」って聞いたら、「いますよ」って答えていただいたんですけどね。
なかなか僕らでも、全然見分けがつかないし、こちらも今まで警察のことは本当に100パーセント信用していたのに、難儀な時代になってきました。
本日はよろしくお願いいたします。

2 署長挨拶

皆様こんにちは。
会長をはじめ皆様には常日頃お世話になっておりまして、本当にありがとうございます。
まず私から犯罪情勢と交通事故の発生状況について、少し御説明させていただきます。
資料の犯罪発生状況令和6年1月から令和7年12月という資料をご覧ください。
一番上の欄になりますけども、刑法犯認知件数となっておりまして、令和7年中の刑法犯の認知件数は約84,000件でありました。
これは前年と比較しますと約2,700件プラスになります。
淀川警察署管内では昨年中は約2,140件で微増でありました。
ただ、犯罪の手口別で見ますと、知能犯件数が約200件で前年比プラス約45件となっておりまして、これはやはり特殊詐欺の増加が表れている結果になっております。
資料の半分より下側になりますが、これは特殊詐欺の現状ということで入れさせていただいております。
大阪府下でいきますと昨年は約3,300件の発生がありました。
これは、前年と比較しますと約660件プラスです。
淀川区内はといいますと約70件で、前年と比較しますとプラス約30件と大幅に増加しています。
この手口はですね、会長からありましたけども、警察官を騙ってのオレオレ詐欺というのが非常に増えている傾向になっております。
ですので、今までは高齢者の皆さんが被害に遭われるという割合が高かったわけですけれども、淀川区内で見てみますと、30代40代といった比較的若い方も被害に遭われているという現状でございます。
続きまして、淀川警察署交通事故の発生状況という資料がございます。
半分より上が大阪府下の発生状況になっておりまして、昨年中は25,056件で前年比較しますと276件の増加で、死者数は120人で、前年と比較しますと7人減少しております。
この120人という死者数ですけれども、これは戦後昭和23年の統計を始めてから過去最少と言う数字になっております。
一方、資料の下半分は淀川区内の発生状況になっておりますが、件数は477件、前年比較で15件のプラス、死者数につきましては7人ということで、前年度と比較しますと3人増加になっております。
66警察署でいいますと、7人が亡くなったのは八尾警察署と淀川警察署になり、ワーストとなっております。
こういった状況でありますことから、淀川警察署といたしましても、危機感をもって、交通指導取締り、安全教育などに取り組んでいるところでございます。
引き続き委員の皆様からいただきました貴重な御意見をもとに、淀川区内が安全で安心なまちに、犯罪や交通事故を1件でも減らすことができますように、しっかりと取り組んでいくこととしております。
最後に、今月16日に警察署の警部以上の幹部の異動の内示がございまして、今月27日の金曜日が異動日となっております。
ですので、私を含めて幹部のほとんどが異動になろうかと思います。
ただ今年初めての警察署協議会なんですけども、今年度最後となりまして、ほとんどメンバーが変わってしまうという意味では、最後の協議会になってしまうということです。
ただ、メンバーが変わりましても引き続きのお力添えをお願いいたしまして、挨拶とさせていただきます。

3 議事

(1) 「特殊詐欺に対する市民との連携」について

【委員】

特殊詐欺の情報がたくさん寄せられています。
カードの不正利用、警察を騙る男から「特定秘密保護法の為に誰にも言うな」と言われると恐ろしいです。
今後、AIを使ったフェイク動画や高度なテクニックで行われる詐欺には、益々、警察と市民の連携がより重要になってくるのではないでしょうか。

【警察】

昨年増加した20代から64歳以下の現役世代の方々の特殊詐欺被害を未然に防止するため、各企業と協力し、従業員を詐欺から守る運動と称して、各企業の従業員に対する短時間の映像での啓発活動を強化しています。
現役世代以外の方に対しては、自治会等の会合を利用して防犯指導を継続し、月に2回以上実施しているキャンペーンや広報媒体を活用し、広く広報啓発活動を継続しています。
年齢別のAIを使った詐欺を含めた特殊詐欺の被害状況については、65歳以上の高齢者の方と64歳以下の現役世代の方で分けると、65歳以上が53パーセント、現役世代が47パーセントの被害にあっている状況です。
特殊詐欺の中に、警察官を騙ったオレオレ詐欺があります。
オレオレ詐欺の手口というのは、詐欺の手口の中の8割が警察官騙りになっています。
またオレオレ詐欺が特殊詐欺の中の7割を占めていて、その中の8割が警察官騙りなので、大阪府警察としても動画を作って、いろいろなところでそれを見ていただいて、詐欺にひっかからないように施策をしております。
その動画がありますので、今から前のスクリーンの方を見てください。

(警察官騙りの動画を再生)

これは、実際に行われた犯人と被害者のやりとりです。
ああいうやり取りがありまして、逮捕状とか見ても、ちょっと遠くて見えなかったかもしれないですけれども、私らが見ても本物と寸分違わないような内容の逮捕状になっております。
あの刑事役、あれは会長がおっしゃってたように、AIで作られた刑事です。
普通の人間に見えるんですけれども、コンピューターが作ったものになっております。
ですから、実在する人物じゃないため、犯人につながる証拠とならず、犯人はなかなか捕まりにくいというところがあります。
今見ていただいた映像は、1月くらいから大阪府警察で、64歳以下の現役世代の方々には、企業や会合などを回らせていただきまして、朝礼とか会議の時にこれを見ていただき、手口について説明しております。
また65歳以上の方については、自治会の集まりや会合などがあったときに、キャンペーンと一緒にこれを見ていただくという方法で、手口を知ってもらっているという現状になります。

(2) 「青パト」について

【委員】

青パトについて、パトロール実施者証の確認がありません。
緊急時パニックになると思いますので、車内に対応表や連絡先をわかりやすく示したボードなどがあれば良いかと思いました。

【警察】

まず実施者証の確認がありませんというのは、誠に申し訳ないのですが、うちの係の指導が不徹底であったということになりました。
調べれば、ほとんどの者は、青パトの鍵を取りに来ていただいたときに、実施者証を見せていただいていて、鍵とそういった諸々を渡すということにさせていただいているんですけれども、周知できていない係員がいまして、鍵を渡すというだけになってしまったということがありましたので、これについて是正させております。
講習会でもお話しさせていただいているのですが、緊急時は110番通報するようにお願いしております。
これは二次被害を防ぐためであり、事件事故を認知した際は、青パトを安全な場所に駐車し、110番通報で臨場した警察官に引き継ぐようお願いしています。
これらのことは、講習でもお話しさせていただいています。
また、現在地が分からない場合は、近くの標識にOPPシールというものが貼っているので、その番号を伝えていただくと通信指令室で現在地が直ぐに分かるようになっています。
講習会は春2回、秋2回の年間4回、午後7時から淀川区民センターで実施しています。
青パト実施者には3年に一回、実施者講習を受けていただいております。
今回の質問を受けて、青パト車内に「緊急時は110番通報」というシールを貼らせていただきました。

(3) 「学校での暴行事件での学校との連携」について

【委員】

いつも淀川区の安全を守っていただき、ありがとうございます。
学生同士の暴力行為の動画がSNSで拡散され、世間を騒がしております。
このような暴力行為は近辺の学校でも残念ながら起きています。
学校内での暴力行為は表沙汰になることがほとんどなく、被害者が泣き寝入りすることが多いようです。
警察に訴えた場合どのように捜査を行い、また学校側が非協力的な場合、どのような捜査方法があるのか、御教示をお願いいたします。

【警察】

淀川警察署では、管内に所在する6つの中学校と定期的な連絡会を開催し、各中学校の生徒指導担当者等と情報交換を密に行なっており、警察沙汰となるような案件が発生した場合は、当署少年係に情報提供がなされる体制が構築されています。
また、犯罪被害に遭った生徒が泣き寝入りすることがないよう警察が介入すべき案件を認知した場合は、保護者の意向も聴取した上で早急に対処するようにしています。
淀川警察署管内の中学校、高等学校に関しては、警察に対して非協力的なことはなく、警察の要請については概ね協力していただいており、捜査に支障をきたすようなことはございません。
捜査手法については、各種事案によって異なりますので差し控えさせていただきます。

(4) 「コンビニ防犯」について

【委員】

阪急三国駅前にあるコンビニエンスストアの出入口にある赤色灯ですが、店のPR用の垂れ幕で囲われていて、万が一の時には見にくいのではと思います。
今まで意識はしてませんでしたが、協議会の委員をお引き受けしてからは気持ちとしてそういう事に意識が行くようになり、ささいな事とは思いましたが、質問させていただきました。

【警察】

緊急時に点灯させて周囲に異常を知らせる防犯灯なので、当該店舗を含め、コンビニ防犯連絡協議会にも情報を共有したいと思います。
当該店舗には、警察から防犯指導を実施します。

(5) 「歩きスマホ」について

【委員】

自転車のながらスマホは減ったと感じますが、歩きスマホはまだまだ多いと思われます。
法的に規制は難しいと考えますが、大変危険なので啓蒙活動を継続する等、少しでも減るような活動をしていただきたいと考えます。

【警察】

歩行中の携帯電話の使用については注意力が散漫となり、交通事故の原因となったり、防犯上も無防備となり好ましくない状況です。
各種警察活動を通じて注意喚起を行って参ります。
参考ですが、自転車利用時の携帯電話の使用については、4月から始まる自転車に対する交通反則通告制度の対象にもなっております。

(6) 「110番状況」について

【委員】

110番状況をお聞きします。
110番の事故、事件、その他の通報事案や通報者の年代か性別、通報場所、また迷惑な110番通報なども教えていただければ幸いです。
個人的な考えでは市民の中には一度も110番を掛けた方がいない人もいると思います。
それは良いことなのかもしれませんが、実際は掛ける判断基準が高すぎて掛けられないのではないかと思う。
市民の方に一番近い存在であるべき110番が実は掛けにくい110番にならないように考えていくことを望みます。

【警察】

昨年の大阪府警察全体の110番受理件数は、115万3千754件です。
その中で有効受理件数は97万2千41件であり、全通報件数の84.3パーセントとなります。
淀川警察署の110番の有効受理件数は、2万3千712件で、1日平均65件となり、大阪府警察全体では6番目の多さとなります。
有効受理以外の通報としましては、間違い電話や、いたずら電話、明らかに警察業務ではないような通報となっております。
110番の有効受理で一番多いのは、交通関係で約3割弱、主に交通事故となっています。
各種犯罪に関するものやけんか口論、保護・救護に関係する通報も多くなっております。
有効受理件数の中にも、各要望・苦情・相談等が入っておりますが緊急性のない通報につましては、#(シャープ)9110や関係警察署への連絡をお願いいたします。
通報者の年代や性別、通報場所については、統計は取っていないとのことです。
110番が中々かけにくいという点につきましては、巡回連絡で御自宅やお店を訪問させていただいたとき、「迷ったときには遠慮することなく110番して下さい」と声を掛けるように、指導して参りたいと思います。

(7) 「自転車の道路交通法の法改正」について

【委員】

4月1日より自転車の法改正が行われると聞いております。
今でもヘルメット着用、飲酒運転、ながらスマホ等がありましたが、それらがより厳しく取り締まられるということでしょうか。

【警察】

自転車利用者に対する交通指導取締りは、これまでも実施しており、交通切符等による措置が行われていました。
4月の改正道路交通法では、反則切符措置と措置の手続きが簡素化されるなどの変更はありますが、取締りが厳しくなるわけではありません。
今後も、ウェブサイトやあらゆる媒体を活用しながら、改正道路交通法の周知活動を継続的に行っていきます。

(8) 「路上標識」について

【委員】

西中島3交差点の中央の路上右折指示表示が消えております。
東西から南北に向かう時に路上の右折指示表示が消えている為、対向車両が誤った位置から右折してしまいます。
事故になりかねませんので、御対応お願いいたします。
なお、管轄が自治体でありましたら、御容赦下さい。

【警察】

2月26日に塗り替え工事の終了を確認しております。

(9) 「ゾーン30プラス」について

【委員】

ゾーン30とゾーン30プラスの違いについて教えて下さい。

【警察】

生活道路における歩行者等の安全な通行を目的として、区域を定めて30キロの速度規制を行う規制が、「ゾーン30」規制になります。
「ゾーン30プラス」規制は、このゾーン30の規制に狭さくやハンプなどの工作物を設置し、より安全性を高めた規制になります。
大阪市内では1例目として昨年6月、区役所前の南北道路に「ゾーン30プラス」の規制を施行しました。

(10) 「信号の無い交差点」について

【委員】

淀川区第799号線と淀川区53号線が交差する信号のない交差点があり、以前53号線に停止線がありましたが、現在は799号線側に停止線があります。
この道路は小学校に通学する児童が多いので、事故が起きる前に何か表示ができないものかと思います。

【警察】

公園南側の交差点についてですが、この交差点は信号機のない交差点で、以前は優先道路に一時停止の規制が入っていたため、令和2年5月に規制を変更しており、現在のような規制になっております。
道路管理者に対して、要望を伝えております。

(11) 「信号の無い横断歩道」について

【委員】

府道134号線の十八条2丁目付近の信号のない横断歩道について当該横断歩道では、小学生を含む歩行者が横断しようとしているにもかかわらず、車両が停止せず通過してしまう状況が日常的に見受けられます。
実際には子供が横断をためらったり、危険を感じる場面を何度も目にしています。
現状のままでは重大な事故につながりかねず、不安を感じています。
安全対策の検討が必要ではないかと考えております。

【警察】

横断歩道等の剥離を確認し、既に道路管理者に対して、塗り替え工事に加えて安全施設の依頼を行っております。