大阪府河内長野警察署協議会会議録(令和8年第2回)
開催日時
令和8年6月10日(水曜日)午前10時0分から午前10時58分までの間
開催場所
大阪府河内長野警察署 講堂及び柔道場
出席者
委員
岩本会長、三浦副会長、木下委員、中西委員、尾ノ上委員、横山委員、高比良委員、牧主委員、池垣委員、松本委員
警察
署長、副署長、総務課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、刑事課長代理、広聴相談係長
議事概要
1 開会
2 会長挨拶
どうぞよろしくお願いします。
本日は、河内長野警察署長をはじめ警察署幹部の皆様、また、協議会委員の皆様におかれましては、大変お忙しいところ、多数出席いただきましてありがとうございます。
先週、梅雨入りが発表されましたが、今週は雨も少なく比較的過ごしやすい日々が続くようです。
私は、保護司を約20年ほどやらせてもらっています。
そんな中で聞いた話ですが、「ソフトクリームがよく売れると、犯罪件数が増える」という話です。
これは暑くなってジメジメした暑い日が続くと、中枢神経が不安定になってイライラしたり、ストレスが溜まったりして、そういうことがきっかけになって犯罪が増えるようです。
また来月には、子どもたちも夏休みに入って、より活発になり、夜遅くまで外出する傾向にありますし、SNSを介したトラブル、特殊詐欺への加担や、いわゆる「闇バイト」など、少年を取り巻く危険も少なくありません。
子どもたちが非行や犯罪に巻き込まれることがないよう、警察だけでなく我々地域が連携して安全で安心して暮らせるまちづくりに務めていきましょう。
今日は、この後、警察から犯罪発生状況や自転車交通違反の現状について説明を受け、意見交換が行われます。
また、逮捕術の訓練を見れるということで、大変楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いします。
3 署長挨拶
委員の皆さま、おはようございます。
本日は会長をはじめ、委員の皆さまにおかれましては、何かと御多忙の中、御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。
また、平素より警察行政各般にわたり、深い御理解と御協力をいただいておりますことに、心より感謝申し上げます。
さて、今年も約半年、私も着任いたしましてから約2か月が経ちました。
今のところ管内は大きな事件事故の発生は無く推移しております。
とは言え、昨年大幅に増加した特殊詐欺は前年同期よりやや増加しておりますし、忍び込みや空き家を狙った侵入窃盗、商店を狙った出店荒らしのほか、重傷の交通事故が発生するなど予断を許さない状況でございます。
当署といたしましては、「安全で安心して暮らせる河内長野」の実現に向け全力で取り組んで参りますので、委員の皆様の引き続いての御理解、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
話は変わりますが2点、お知らせとお願いがございます。
1点目は、今年大阪で「第45回全国豊かな海づくり大会」が開催されます。
11月14・15日の二日間、岸和田市と泉佐野市を会場として開催されます。
開催に伴い大規模な交通規制が実施されますので御協力をお願いします。
2点目は匿名・流動型犯罪グループによる強盗・侵入窃盗についてであります。
栃木県の資産家宅での事件が大きく報道されているなか、当署管内でもいつ同様の犯罪が発生してもおかしくない状況にあり、警戒を強化しております。
見知らぬ人物や車両が何度もうろうろしていたり、敷地内をのぞき込む、予定のない業者が訪問するなどすれば、それは犯人グループの強盗・侵入窃盗の下見活動の可能性がありますので、見かけた際にはためらうことなく110番通報していただきますよう、よろしくお願いいたします。
本日は刑事課長代理から管内犯罪発生状況について、交通課長からは自転車の交通違反の現状について説明ののち、いただいた御意見への回答、意見交換の後、今月25日に開催されます、警察署対抗の逮捕術大会の特練生の稽古を視察していただきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
最後になりますが警察署協議会委員の皆さまからは、本日忌憚のない御意見をいただき、本協議会が有意義なものとなりますようお願いいたします。
4 管内犯罪発生状況について【犯罪対策戦略官】
私からは大阪重点犯罪の発生状況等について、お話しさせていただきます。
早速ですが、大阪重点犯罪とは、不同意性交等・不同意わいせつの性犯罪、特殊詐欺、自動車盗・車上ねらい・部品ねらいの自動車関連犯罪を指し、大阪府警察が撲滅に力を入れているところであります。
また、昨年まではロマンス・SNS型詐欺も重点犯罪となっていましたが、今年からは特殊詐欺の中に含まれることになりました。
それでは、大まかに認知件数等について本年4月末の数値をもって御説明します。
本年4月末の数値については、すべて暫定値となっています。
まず性犯罪ですが、
- 府下の不同意性交等の総件数は132件(前年比プラス6件)
当署は0件(前年比マイナス1件) - 府下の不同意わいせつの総件数は209件(前年比マイナス22件)
当署は2件(前年比プラス2件)
となり、大阪府下では微増減があり、当署においては不同意わいせつが若干の増加となっております。
次に特殊詐欺でありますが、
- 府下の特殊詐欺の総件数は1,578件(前年比プラス209件)
当署は37件(前年比プラス18件) - 府下の総被害金額は126億8,316万9千円(前年比プラス62億7,782万2,450円)
当署は1億8,375万5千円(前年比プラス2,226万1千円)
で府下当署ともに件数及び被害金額は増加傾向にあります。
最後に自動車関連犯罪ですが
- 府下の自動車盗の総件数は135件(前年比マイナス90件)
当署は0件(前年比プラスマイナス0件) - 府下の車上ねらいの総件数は974件(前年比マイナス22件)
当署は10件(前年比プラス7件) - 府下の部品ねらいの総件数は773件(前年比マイナス84件)
当署は10件(前年比プラス9件)
となり、府下では減少傾向にありますが、当署においては若干の増加傾向にあります。
以上のとおり、特殊詐欺の被害増加が喫緊の課題となっており、様々な警察活動を通じて、最新の手口等を発信し、皆様の協力の元、被害拡大を防ぎたいと思っています。
5 自転車違反の現状について【交通課長】
私からは河内長野署における自転車取締りの現状と、大阪府下における自転車取締りの件数等について、簡単に委員の皆様に御説明したいと思います。
まずはじめに、令和8年4月末現在の府下の人身交通事故については、7,866件(前年対比マイナス30件)で推移しており、自転車関連事故につきましても2,610件(前年対比マイナス69件)となっております。
河内長野署では地域課と交通課が中心となって、本年4月1日から自転車に交通反則通告制度が適用されるに当たり、自転車利用者に対する広報啓発・交通指導取締りを強化しております。
具体的には、指定場所一時不停止違反、右側通行違反、信号無視等をした自転車利用者に対して、指導警告を行いました。
また、巡回連絡や管内商業施設を訪れる市民に対し、自転車の青切符制度導入についてのチラシを配布するなどして、広報啓発を強化した結果、河内長野署管内の人身交通事故の発生件数についても、4月末の統計では人身事故47件(前年対比マイナス20件)、自転車関連事故についても5件(前年対比マイナス4件)と、発生件数は減少しております。
大阪府全体の自転車取締りの状況につきましては、4月末時点で267件で信号無視や携帯電話使用が多く取り締まられている状況となっております。
また、自転車の違反は指導警告が基本ですが、4月中の自転車利用者に対する指導警告は、約6万件で前年と比較して約4倍の件数になっております。
河内長野署としましては、引き続き広報啓発・交通指導取締りを強化して参りますので、このような現状であるということを御理解していただき、引き続き交通事故にあわないよう安全運転をよろしくお願いいたします。
6 質疑応答
(1) いじめ問題について
【委員】
河内長野市で制定されました「こどもたちをいじめから守り悩みに寄り添う条例」につきまして、河内長野市との連携等はありますか。
また、今後に向けてのお考えはありますか。
【生活安全課長】
まず、平成26年7月15日に河内長野市教育委員会及び大阪府警察本部は、青少年の非行やいじめ等問題の行動の多様化、深刻化及び犯罪被害の現状を踏まえ、児童・生徒の非行及び犯罪被害の防止を図り、健全育成対策を効果的に推進するため、相互の連携を図る目的で協定を結んでいます。
協定に基づく制度の名称を「児童・生徒の健全育成に関する学校・警察相互連絡制度」と称し、これを元に、これまでいじめ等の情報共有を図っておりました。
具体的には、中学校・高校が適宜(2から3か月に1回)、中高連絡協議会を開いており、その会に河内長野警察署(少年係)も参加して、情報共有を図っております。
また、小中学校の生徒指導等が中心となって児童生徒支援広域連絡会を開催しており、その会にも参加して情報共有を図っております。
これらを開催して、各学校等からいじめの関係等についても把握しております。
更に、個別に学校では収めきれない、いじめや児童が被害にあった情報等があれば保護者の了承を得た上で、相談を受ける場合もあります。
実際、いじめを受けた案件で、暴行それに傷害事案等があり、本人それに保護者等が「犯人を捕まえて欲しい」等といった案件があれば、事件化を検討します。
基本、学校内で収まる案件であるならば、それに越した事はないのですが、それでも収まらず処罰を求める場合もあり、そういった時は警察が介入する時もあります。
次に、非行防止教室、不審者侵入訓練、誘拐防止防犯教室等を学校依頼のもと実施しており、その時も学校からの情報を確認したりしております。
警察OBの先輩等が小学校や中学校等とパイプ役となるスクールサポーター制度があり、その先輩等から学校を訪問して学校の校長先生や先生方から情報を受けており、情報共有を図っております。
今後は「河内長野市こどもたちをいじめから守り悩みに寄り添う条例」も制定されましたので、条例に基づき、本年4月に設置された「いじめ相談窓口」も含めて、一層、関係機関と連携を図っていきたいと考えております。
(2) 複数団体による同時イベント開催について
【委員】
ここ2から3年前より、河内長野駅周辺などで複数団体が連携した大規模イベントが増え、今後も企画案があります。
一主催者ではなく、複数団体が役割分担をして、互いの負担を軽減しながらも、河内長野市の賑わいや交流人口拡大につながっています。
事故防止・安全対策は一番大切ですが、地域活性化の後押しとして柔軟な協力や助言をお願いし、官民、警察行政一体となった安全で魅力あるイベント開催への御協力、御理解をお願いします。
【警備課長】
はじめに、雑踏警備における警察の立場とは、警察法第2条に定められた警察の責務を果たすため、雑踏行事の開催に当たっては、安全対策や府民生活への影響等を十分に検討し、雑踏を生じさせる原因である主催者、警備会社等に必要な指導、助言を行うものであります。
特に、安全対策に関しては重要であるところについては変わりはありません。
過去には安全対策が不十分で死亡事故、重傷事故等に至った事例があり、また、テロ事案等の未然防止の観点からも、これまでも行事概要を把握したうえ、必要により合同で実地踏査を行うなどして、主催者、警備会社等に指導等を実施してきたところです。
また、消防や交通機関等の関係機関と連携し、警察力が必要と判断される場合には警察力を投入し、雑踏事故の未然防止を図らなければならないものであります。
委員御質問の「柔軟な協力や助言」についてですが、イベントは様々な態様があることは承知しており、その指導、助言については、個々具体的に判断して対応するものであると承知しているところであります。
警察として、適正的確かつ丁寧な指導助言に努めるところであります。
また「官・民・警察行政一体となった安全で魅力あるイベント開催」について、当署として河内長野市の安全と発展のために、可能な限りの協力を行っていきたいと考えるところであります。
最後に、イベントを含む雑踏警備は事前準備が極めて重要です。
イベントを企画される場合は、相談でも構いません。
できる限り早めに当署までお知らせください。
















