大阪府羽曳野警察署協議会会議録(令和8年第2回)
開催日時
令和8年6月15日(月曜日)午前10時30分から午前11時00分までの間
開催場所
大阪府羽曳野警察署 講堂
出席者
委員
阪本会長、山田副会長、岡田委員、水谷委員、林委員、田中(寿)委員、松田委員、室谷委員、谷口委員、廣岡委員
警察
署長、副署長、総務課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、留置管理課長、刑事課長代理(犯罪抑止戦略官)、交通課長代理、広聴相談係長
議事概要
1 会長挨拶
おはようございます。
本年度第一回目の会合でありますが、スムーズに進行できるように皆様よろしくお願いいたします。
梅雨で雨が降っておりますが、梅雨が終われば暑くなります。
署員の皆様、健康に気をつけて地域の安全のためにがんばってください。
今回の異動で、初めて顔を合わせる警察幹部の方もおられますが、またこの一年間協力し合っていこうと思います。
よろしくお願いします。
2 署長挨拶
本日はお忙しいところ、羽曳野警察署協議会に御出席いただき、誠にありがとうございます。
まず、冒頭におきまして、今年3月に当署におきまして、2名の署員による逮捕者が発生し、地域住民の皆様、協議員の皆様の信頼を大きく損なう結果となりました。
署長として深くお詫び申し上げます。
今後署員一人ひとりが初心に立ち返り、住民の皆様に寄り添った誠実な職務執行を重ねることで、失った信頼の回復に努めて参りたいと思っております。
さて、当署の犯罪情勢について暫定値になりますが、刑法犯認知件数は約440件で前年に比べて約41件増加しております。
特殊詐欺は、認知件数が23件で、前年比21件減少しております。
地道な取組により一定の成果が出ております。
また交通死亡事故につきましては、本年度で1件発生しております。
交通死亡事故の発生を防ぎつつ、飲酒運転、信号無視、速度超過といった重大事故に直結する交通違反の指導取締りを強化するとともに、本年4月から始まった自転車の交通違反に対する交通反則通告制度について住民の皆様に正しく理解していただき、安全な自転車利用の実現に向け、全力で取り組んで参ります。
羽曳野市、藤井寺市両市の市民が安心して暮らせる安全なまちを構築するためには皆様の御協力が必要です。
どうか活発な御意見を賜りますようにお願いいたします。
本日はどうぞよろしくお願いいたいます。
3 議事
(1) ながらスマホ運転の取締りについて
【委員】
大事故につながるスマホ運転をもっと取締りできないでしょうか。
【警察】
スマートフォン等の普及により、運転中のスマホ使用が事故原因となる交通事故の発生が後を絶ちません。
今年の3月も三重県下の高速道路上で、大型トラックのドライバーがスマホを見ながら運転したことが原因で、前の車に追突し6人もの方が亡くなるという、痛ましい事故があったのも記憶に新しいところです。
以前、スマホのながら運転は普通車であれば反則金9,000円、行政点数1点の違反でしたが、2019年の道交法改正により、反則金18,000円、行政点数3点と罰則が厳しくなり、またスマホの使用により他車両とぶつかるなど、具体的な交通の危険を生じさせた場合は罰金刑の対象となるほか、行政点数6点とこれだけで免許停止となります。
これだけ厳しい罰則となったのは、それだけスマホのながら運転が危険極まりないからに他なりません。
ながら運転は信号無視や通行禁止違反のように、外観上明らかという違反ではなく、車内のドライバーの視線や口の動きといった、僅かな動作から違反を認定するという難しさがありますが、スマホを手にして電話や画面を見るような、危険な運転をしているドライバーを発見すれば、今後も警察としましては見過ごすことなく交通指導取締りをしていきます。
(2) 自転車運転の取締状況について
【委員】
4月1日に自転車の取締りが改正されましたが、信号無視、一時不停止、右側通行、ながらスマホ運転、酒酔い・酒気帯び運転、イヤホン等で周囲の声が聞こえない状態での運転、遮断踏切立入りの取締り等の件数を教えてください。
【警察】
先日、4月中の全国の自転車の取締件数を警察庁が発表しており、その中で大阪府下での自転車の反則切符告知件数は「267件」でした。
内訳は、信号無視が一番多く109件、次いでスマホのながら運転が96件、一時不停止が47件、遮断踏切立入りが11件、その他、右側通行などが4件というものでした。
イヤホン運転での取締りはありませんでした。
また、大阪府下での4月中の、酒気帯び運転や酒酔い運転といった飲酒運転が絡む違反の取締件数は、大阪府警察本部が公表していないため不明です。
また切符を切るまでには至らない、軽微な違反に対し交付される安全指導カードの数は約6万件でした。
羽曳野警察署における4月から5月までの反則切符の取締件数は、遮断踏切立入りが2件、スマホのながら運転が2件の、合計4件でした。
4月から5月の間、羽曳野警察署管内での自転車利用者に対する安全指導カードの交付件数は約2,900件でした。
また、自転車の酒気帯び運転を2件、交通切符で措置しています。
引き続き自転車利用者に対する交通指導取締りに努めていきます。
(3) モペット(ペダル付き電動バイク)の取締状況について
【委員】
羽曳野市内でもナンバープレートのないモペットを見ることがあります。
全国で取締りを強化されているとお聞きしましたが、羽曳野署管内での取締状況を教えてください。
【警察】
モペットは外観上、自転車の形をしていますが、アクセルをひねれば進んでいく電動バイクであり、運転免許が必要です。
モペットはインターネット等で比較的安い値段で売られており、ここ数年で若者を中心にかなり流行しました。
基本的なルールを知らない者が運転するモペットが、歩道などを猛スピードですり抜けていくという状況に、我々警察も危機感を抱き、中学生や高校生への安全教育、報道機関への情報提供などにより、これらの乗り物は運転免許が必要であるし、免許があっても指示器やブレーキランプなどがなければ、そもそも走れないということを徐々に浸透させていきました。
またドライバーへの指導取締りや、悪質な販売店の検挙も進めています。
羽曳野署におきましても、客に対し運転免許が不要、と虚偽の説明を行いモペットを販売していた店の責任者を、大阪府警察本部とともに捜査して検挙したことを、昨年1月に報道発表をしています。
また、昨年は運転免許を保有しないにもかかわらず、モペットを運転していた外国人男性を、無免許運転で検察庁に書類送検していますが、モペットの立件はこれだけでした。
モペットの運転手の中には、以前注意や検挙されたことで知恵をつけ、警察官の前ではペダルをこぐふりをして発覚を免れようとする者もいます。
もし、モペットの走行を認めたときや、そのようなドライバーを知っているなどございましたら、羽曳野署に御連絡をいただきたいと思います。
(4) 交通量が多く狭い道の巡回状況について
【委員】
特に古市駅周辺と藤井寺駅周辺において、逆走する自転車がいて危険を感じることがあります。
時間帯にもよりますが交通量が多く道が狭い場所は、巡回を強化されているのか教えてください。
【警察】
羽曳野警察署では、朝と夕方の交通量が増加する時間帯に、交通量が多い主要な交差点において立番に従事し、逆行してくる自転車などにも、警笛を使っての指導警告活動を実施しております。
古市駅で言いますと、白鳥交差点においての立番を毎月何回か実施しています。
また、地域警察官も日々のパトロールにおいて、自転車の逆走などを認めれば、適宜指導を行うなどの活動をしております。
もし、重点的に警戒して欲しいという場所がございましたら、申しつけ下さい。
















