大阪府東住吉警察署協議会会議録(令和8年第2回)
開催日時
令和8年6月19日(金曜日)午後2時00分から午後3時20分までの間
開催場所
大阪府東住吉警察署 5階講堂
出席者
委員
岩崎会長、野村委員、松下委員、射馬委員、石橋委員、辻𠄀岡委員、奥田委員、吉村委員
警察
署長、副署長、総務課長、地域課長、会計課長、生活安全課長、刑事課長、交通課長、警備課長、広聴相談係長
議事概要
1 会長挨拶
本日は、公私ともに御多用のところ、皆様には協議会にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
今日は、今年第2回目の協議会となりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
今年も、先月から気温が上がって参りまして、今月初めには台風も発生し、これからますます暑さも厳しくなるかと思います。
皆様も、十分御自愛くださいませ。
また、署員の皆様には、事件事故の予防や治安維持のため、日々御尽力いただき、ありがとうございます。
世間では、トクリュウ関連の事件の報道も多く、不安に感じる方も多いかと思います。
安心して暮らせる東住吉区を作っていくため、今後ますます、警察と住民が協力していくことが大切であると思います。
この協議会は、警察幹部の方々から直接お話をお伺いできる場であり、また、我々住民目線の意見を警察の皆様にお伝えできる場でもあります。
本日も、有意義な会になればと思います。
簡単ではございますが、これをもって私の挨拶とさせていただきます。
2 署長挨拶
協議会委員の皆様には、平素から警察行政各般にわたり御理解、御支援を賜り、厚くお礼申し上げます。
また、本日は公私共に御多用の中、協議会にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。
本日は、令和8年の第2回目の協議会となります。
本日も、どうぞよろしくお願いいたします。
ここで、私から管内の治安情勢等について、少しお話させていただきます。
東住吉区内では、今年も特殊詐欺被害が発生しており、手口としては、還付金詐欺、ニセ警察詐欺、サポート詐欺、投資詐欺等が発生しています。
これらの詐欺被害は高齢者だけにとどまらず、若い世代にも被害が広がっております。
また、当署では最近トクリュウグループによる事務所の金庫の窃盗事件、結婚詐欺事件、親族による保護責任者遺棄事件、糖尿病治療薬に関する医薬品医療機器等法違反事件の検挙事案についても、報道発表されています。
今後も引き続き、街頭犯罪の抑止、検挙に努めて参りたいと思います。
今年、当署管内の交通死亡事故の発生はありません。
このまま交通死亡事故ゼロを目指し、引き続き、交通事故防止の啓発活動、取締りを通じて、交通事故の発生件数減少を目指します。
この後、当署の管内情勢や、議題にかかる質疑応答について、担当課長から詳しく報告をさせていただきます。
警察の仕事というのは、委員の皆様はじめ、区民の皆様の協力がないと実現できません。
委員の皆様には、今後も引き続き、府民・市民目線から警察署の運営に御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。
簡単ではございますが、これをもって、私の挨拶とさせていただきます。
3 業務概要説明
(1) 地域課
- 警察署の体制について
- 管内の治安情勢について
- 地域課の取組状況について
(2) 生活安全課
- 生活安全課の業務内容について
- 少年による闇バイト事案防止対策について(動画視聴)
(3) 刑事課
- 闇バイトによる窃盗事件等の刑事課対応について
- 特殊詐欺事件の対応について
- 組織的犯罪に対する対応について
(4) 交通課
- 管内の交通事故発生状況について
- 事故の発生場所、事故形態の特徴について
- 自転車安全講習の概要説明
(5) 警備課
- 外国人の現状(人口増加数、取扱事案数等)について
- 長居公園開催の大規模イベントについて
- 災害関係(水害、地震等)について
4 質疑応答
(1) 自転車の青切符制度、道路標示の劣化について
【委員】
4月から開始された自転車の青切符制度で、東住吉区で多い事例は何でしょうか。
【警察】
警察庁のウェブサイト等にも記載があるように、重大な事故を発生させるような違反等を除き、指導警告を原則としています。
具体的な件数は申し上げられませんが、当署管内で一番多く検挙として取扱ったのは「飲酒運転」となります。
指導警告としては、一時不停止、傘さし運転や無灯火といった違反に対する指導警告件数が他の違反に比べて多くなっています。
同指導警告を実施した際、信号無視や携帯電話保持等の違反についてや、右側通行等の通行方法についての指導も併せて実施しています。
【委員】
東住吉区駒川に設置の一方通行標識の「自転車を除く」表示の文字が劣化していました。
確認願います。
【警察】
御指摘ありがとうございます。
現場に交通課員が確認に行きました。
御指摘のとおり、経年劣化で表示が薄くなっていましたので、本部主担課へ報告し取替えの手配を要請しております。
他にも同じような標識があれば是非教えて下さい。
(2) 交差点での交通事故防止対策について
【委員】
桑津3北交差点で交通事故を目撃しました。
交差点での事故防止対策は何かできないでしょうか。
【警察】
同交差点の南北の横断歩道は約20メートルあります。
歩行者用信号の秒数は、比較的長めの秒数を確保している信号となります。
同交差点は国道25号の交差点となり、信号周期は集中制御、つまり、同路線の渋滞緩和や円滑な走行ができるように信号周期がコントロールされている交差点になります。
今後、高齢者に対する安全教育の場所において、特に道路幅が広い交差点を横断する際、自身の歩行速度を理解した上、青信号の途中からの横断は控え、引き返す、次のサイクルまで待つことも安全教育時の題材として実施していきます。
(3) 私服警察官の確認方法について
【委員】
各種捜査で自宅に来られる私服警察官の身分確認について、警察手帳以外に確認する方法は何かありますか。
【警察】
警察手帳を確認していただいて、名刺を持っていれば名刺も確認していただき、警察官の所属する警察署に電話確認の上、在籍確認をしていただければと思います。
一人で対応するのが怖い等のお話があれば、御家族がお戻りになる時間に合わせて再度警察官がお伺いすることもできますので、遠慮なく、御要望をお伝えいただければと思います。
(4) 自転車の違反状況、反則切符制度の周知状況について
【委員】
自転車の交通違反状況や、反則切符制度への周知状況について、教えていただけますか。
【警察】
具体的な検挙件数については申し上げられませんが、当署管内にあっては、酒気帯び運転や右側通行違反での検挙があります。
市内の違反の状況については、大阪市内の違反状況について、全ての警察署の状況は確認できませんが、周辺署に確認したところ、一時不停止での取扱いが比較的多いようです。
周知状況についてですが、本年に入り大小規模併せて安全講習会を5月末時点で約60件実施しており、7月末までにも既に約20件の講習会の予定が入っています。
講習会のなかでは、外国人が通う日本語学校や、手話クラブに赴き耳の不自由な方々に対して手話通訳を交えての講習会も実施しております。
(5) 重要路線以外での駐車違反取締状況について
【委員】
東住吉区の重要路線以外での駐車取締状況について教えていただけますか。
【警察】
当署の重点路線は、国道25号等、管内の主要な道路となります。
当署は、駐車監視員2ユニット4名が毎日運用しており、日々計画的な取締りに従事しています。
重点路線、重点地区以外での取締りに関してですが、駐車監視員が移動時において認めた違法駐車車両の取締りや、110番等の申告により認知した違法駐車に関して、監視員や地域警察官が対応し取締りを実施しており、基本的には重点路線等決められた路線、エリアにおいての取締りを実施しています。
【委員】
私道やあぜ道であっても、取締りはできるのでしょうか。
【警察】
私道にあっては取締りの対象外となります。
あぜ道となると田畑の一部となり、それは道路というより土地としてみなされることになり、道路としてはみなされません。
基本的には私道での道路交通法の適用はできません。
(6) 細街路を走行する自動車について
【委員】
自宅周辺などの道幅の狭い道路を通り抜けに使う自動車が多く、スピードを出して走っています。
【警察】
本年9月1日より、中央線や分離帯のない生活道路にあっては法定速度が30キロとなります。
全てを対応できるわけではありませんが、生活道路における取締りにあっては、一時停止や通学時間帯における通行禁止違反等を主に実施しています。
速度取締りにあっては、可搬式オービスという持ち運びができる速度取締りの装置がありますので、設置可能な道路であれば可搬式オービスを運用して対応していくことも今後検討いたします。
特定の車両が同じ時間帯に走行していて危険であるというのであれば、具体的な情報をいただければ、相談事案として受理し、個別の対応も検討させていただきます。
【委員】
例えば、自宅前に住民が個人的に「制限速度30キロ」と書いた標識を設置することはいかがでしょうか。
【警察】
御自身の敷地内で、敷地から出ない範囲であれば、設置できると思います。
(7) トクリュウの成功報酬、厳罰化の流れについて
【委員】
実際にトクリュウ事件で犯行に関わった者は、報酬を貰っているのでしょうか。
【警察】
基本的には、ほとんど貰っていないというケースがほとんどです。
報酬を手に入れたとしても僅かです。
【委員】
トクリュウ事件では、生涯を掛けて貯めたお金が犯人に盗まれたりしていますが、盗まれた金額に見合った罰則になっているように感じません。
今後、トクリュウ事件の厳罰化は検討されていくのでしょうか。
【警察】
トクリュウの事件であっても、万引きの事件であっても、窃盗事件としての量刑には変更ありません。
しかし、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律という法律では、犯罪収益を隠し持っていたり、犯罪で入手したお金をマネーロンダリングをして資金洗浄した場合等を取り締まることができ、窃盗事件の量刑にプラスされた量刑となります。
また、警察から税務当局に対する課税通報を行うことにより、不法に取得した所得や利益について、税務署等から課税、徴収することができます。
(8) 深夜営業許可店の確認方法について
【委員】
午後10時以降お酒を飲む店には、深夜営業の許可が必要になってくると思いますが、お店に目印となる表示はあるのでしょうか。
【警察】
お店が深夜帯に客にお酒を提供する場合は、深夜酒類提供の許可を取らなければいけません。
警察だけでなく、保健所にも飲食店営業許可の申請が必要です。
しかし、許可証等の掲示義務はありませんので、外部的に許可を受けたお店かどうかということを確認することは難しいかと思います。
スナック等接待行為を伴って客にお酒を提供するお店であれば、営業許可証の掲示義務があるので、確認することは可能であるかと思います。
深夜酒類提供の店舗には、申請書等の掲示義務まではありませんので、警察が立入検査により、申請をしている店舗であるか確認するという形になります。
(9) 自転車の傘スタンドについて
【委員】
自転車の傘スタンドは違反になるのでしょうか。
インターネットでは色々な情報が出ていて、何が正解なのかわかりません。
【警察】
器具から左右15センチ幅の傘でなければ設置できないことになりますので、通常の傘を設置した時点で違反になります。
【委員】
傘スタンドに傘を差して自転車を押して歩くことは可能でしょうか。
【警察】
自転車を押していれば歩行者になりますので、違反にはなりません。
















