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大阪府岸和田警察署協議会会議録(令和8年第2回)

開催日時

令和8年7月1日(水曜日)午後1時30分から午後2時50分までの間

開催場所

大阪府岸和田警察署 講堂

出席者

委員

奥会長、東副会長、鈴木委員、田中委員、萩本委員、椎木委員 、一ノ谷委員、杉本委員、植田委員、村野委員、山植委員

警察

署長、副署長、会計課長、留置管理課長、地域課長、生活安全課長、刑事課長、交通課長、警備課長、広聴相談係長

議事概要

1 会長挨拶

こんにちは。
皆様、お忙しいところ御出席していただきありがとうございます。

昨日も事業所防犯協会の会合がありまして、岸和田市内ではオレオレ詐欺等の詐欺事件で、びっくりするような金額を騙し取られていることを知りました。

今日の会議に、皆様、前もって色々と質問事項をいただいております。
それについて、警察署幹部の皆様が事前に関係各所に聞いていただいて、できるだけ早く対応をするということでやっていただいております。会議の方で、皆様で御検討のほど、よろしくお願いしたいと思います。

警察署幹部職員の皆様も、署長以下、大半の方が替わられまして、私も初めての方も多いのですが、協議会委員も本当に熱心に頑張っておりますので、皆様方の御協力のほどをよろしくお願いします。

2 署長挨拶

本年3月27日付で岸和田警察署長を拝命しました。
よろしくお願いします。

令和8年第2回警察署協議会の開催に際しまして、協議会委員の方々、御多用中のところ御出席いただき、誠にありがとうございます。
昨日も、会議で会長と御一緒させていただいたのですが、いつもお願いというか、お話させていただいているのは、岸和田市の安全安心なまちづくりをするために、我々警察は私以下署員一同頑張っております。
本当に、日夜、少しでも安全安心なまちづくりをということを考えております。

その中でお願いをしたいのは、警察だけで、なかなかできない部分もあるということです。

岸和田市にお住いの方で「岸和田署にもうちょっと、こういうことをお願いしたいよね」というようなこともしっかりと受け止めて、その目的を達成したいと思っております。
この警察署協議会の位置付けは、本当に忌憚のない御意見を協議させていただく場であるという認識でございます。
今日の会議におきましては、我々、岸和田警察署の動きが加速できるような活発的な御意見を頂戴できればと思っておりますので、よろしくお願いします。

3 管内犯罪情勢と署の取組等について

生活安全課長

  • 特殊詐欺の発生状況と被害防止対策について

4 議事

【委員】

国道26号線・八阪町交差点にある地下道なんですが、この地下道は歩行者専用なのか、自転車も通行可能なのか教えていただきたいです。

入口には「自転車スピード落とせ」の看板があります。

【警察】

公安委員会の交通規制は実施していませんので、自転車は通行可能です。

【委員】

道路の舗装について、場所は和気岸和田線藤井町交差点から裁判所前、状況は中央線が消えかけていたり、一部横断歩道の白線が消えかけています。

舗装も悪いです。

去年、この一帯は水道管の工事が行われていた関係もあってのことだと思いますが、通学路も含まれていますので対処して下さいますよう、よろしくお願いします。

【警察】

中央線(黄色)の「右側部分にはみ出しての追い越し禁止」規制の解除とともに、道路標示の引き直し(白線)の申請を大阪府警察本部に行っています。

【委員】

交通事故を起こした場合には、大きく分けて人身事故かそれとも物損事故か、どちらかの取扱いになると認識しております。
それぞれの具体的な取扱い上での違いなどがあれば、実例を参考にお聞かせいただければ幸いです。

何とぞよろしくお願いいたします。

【警察】

怪我のない事故が物損事故で、怪我のある事故が人身事故となります。
診断書を警察に提出するか否かで人身事故か物損事故かが決まります。

人身事故は、

  1. 診断書を警察に提出して一般的な人身事故の手続きをする場合
  2. 診断書を警察に提出せずに、診断書を事故の相手方の保険会社に出して治療費等を保証してもらう場合(警察としては怪我はあるが物損事故扱いとなります。)

が考えられ、前述の1.は事故の過失や怪我の大小によって刑事罰や免許の点数が加算され処罰の対象となります。

前述2.については、処罰の対象になりません。

簡単にいうと、人身事故であれば処罰があり、物損事故では処罰がないと言えます。

例外として

  • 前述1.の人身事故について、事故の当事者片方のみが処罰される場合とお互いが処罰される場合があるので、診断書を出したから被害者になるとは限りません。
  • 前述2.の物損事故の場合でも悪質で被害者が処罰を望んでいる場合は処罰の対象となる場合もあります。
  • 重傷事故など怪我が大きい事故については、診断書の提出を待たずに人身事故として捜査をします。

【委員】

沢町駐在所の警察官が各家庭をまわり、スマホで詐欺にかからないように近隣での実情を教えてくれ、警察庁推奨アプリを取るように丁寧に高齢者でも分かるように指導して下さり、大変助かっておりますが、岸和田市の実情はどのようなものでしょうか、教えて下さい。

よく着信があります。

【警察】

岸和田市内における特殊詐欺の発生状況について報告します。

5月18日現在の暫定値になりますが、

  • 発生件数
    48件(昨年同日比プラス5件)
  • 被害額
    2億7028万7193円
    (昨年同日比プラス1億9208万5583円)

であります。
件数で増加しているのは、SNS型投資詐欺(プラス6件)です。減少しているのは、架空請求(マイナス11件)、還付金詐欺(マイナス4件)であります。

被害額についてはそれぞれの手口で増加しておりますが、SNS型投資詐欺が、

  • 1億5346万5379円(昨年同日比プラス1億3948万4563円)

と突出している状態です。

次に、被疑者検挙の実例について報告します。

先日、警察官騙りのアポ電を受けた市民の御協力を得て、騙された振り作戦を敢行し、受け子被疑者を逮捕しています。
この被疑者については、九州からの出稼ぎで、SNSで受け子の指示を受けています。
取調べや所持していたスマートフォンの解析等により、指示役等の上位被疑者の割り出し中であります。

このほか、皆様にお伝えしたいことがあります。

私はこの春まで本部国際捜査課で勤務していました。
私が捜査したSNS型投資詐欺について、元本の400パーセント保証などの法外な利益で被害者を募っていますが、そんなおいしい話はありません。
被害者は自身の財産だけではなく借金をしたお金も騙し取られています。
だから、被害額が膨大になっているのです。

皆様には「うまい話ほど気をつけて下さい」ということをお伝えしたかったのです。
「おいしい話は詐欺」と思い、警察まで通報をお願いします。

【委員】

自転車の交通ルールについて岸和田市内の小中学校では講習会などしていただいていると思いますが、高齢者の方が歩道を走行してはいけないと思い、車道を走行している事が多く「危険だな」と思います。

高齢者向けの交通安全講習等を実施していただければと思います。

【警察】

交通安全について正しい知識と理解を広めるために交通安全教育や講習を行っており、幼稚園や小中高校、そして各町会から団体、企業に至るまで様々な所から講習依頼をいただいております。

高齢者に対する交通安全講習についても多数の講習依頼をいただいており、今年の1月から5月末までの集計で、30件以上の自転車講習を実施しております。

講習では、自転車の歩道通行について「70歳以上の方は自転車で歩道を通行することもできる」旨をお伝えしております。

【委員】

(1) 外側転落防止柵および内側横断防止柵の改修要望について

府道39号岸和田港塔原線沿いの「岸和田市立修斉小学校」前の通学路である、上下線歩道に設置された、外側転落防止柵および内側横断防止柵について、柵本体の経年劣化および交通車両などによる衝撃等による柵の手すりや縦格子および支柱に錆が発生し、さらに手すりや縦格子が変形しています。
また、手すりの損傷により子供が怪我をされたとも聞いています。

一方、近隣の医院前の府道と市道の四差路において天神山町方面から交差点に進入する車両が右折する際に、速度が速く子供の登下校時および平時の歩行者も危険と思われます。
運転者にその危険性を事前に確認できるよう、当該横断防止柵に付けている赤色黄色などの反射テープを現状以上に運転者に目立つように更新していただきたく思います。
例えば、近年当該府道の真上町付近の通学路としての歩道に横断防止柵が新設されていますが、視認性が高いと思います。

なお、本件は道路管理者である大阪府岸和田土木事務所もしくは岸和田市道路整備課ならびに教育委員会へ要望すべきことでもあろうかと思います。

(2) カーブミラーの設置要望について

府道39号線岸和田港塔原線沿いの土生滝町の店舗と市民の住宅前では、道路がS字曲線状であり、特に朝夕の国道170号線土生滝交差点とのアクセスにより交通量も多くなり、事故の危険性が高く、運転者から視認性を向上させる対策として、河合町方向車線の歩道外側にカーブミラー1基を設置していただきたく思います。

なお、本件も道路管理者である大阪府岸和田土木事務所もしくは岸和田市道路整備課へ要望すべきことと思います。

【警察】

(1)について、岸和田市道路整備課と大阪府岸和田土木管理事務所には既に要望内容をお伝えしていますが、「委員または町会から直接連絡してほしい」との回答でしたので、連絡のほどよろしくお願いします。

(2)について、大阪府岸和田土木事務所には既に要望内容を申し伝えておりますが、先ほどと同様、委員または町会から要望箇所の位置など、詳細にお聞きしたい旨の回答をいただいておりますので、よろしくお願いします。

【委員】

自転車の違反に「青切符」が導入されることに多くの人がとても関心があると思われます。
しかし、内容が分からないという意見を多く聞きました。

回覧板などを利用して個別の周知を広げることはできないでしょうか。

【警察】

先ほどの回答と若干重複しますが、交通安全講習にて皆様の関心事であります「自転車の交通ルール」に関する内容を詳しくお伝えしております。

自転車に関する道路交通法の改正について、各町会や団体から要望に応じてチラシ・ポスターを配布させていただいております。

今年1月、岸和田市役所の担当課を通じて、市内の各高校宛てに自転車の交通違反・取締りに関する広報チラシ1万枚を配布しました。

【委員】

(1) 久米田駅天王寺側の踏切の海側の横断歩道について

久米田駅天王寺側の踏切の海側の横断歩道について、踏切から海側10メートル辺りにある横断歩道は実質的に使用されていないように思います。

約3年前に久米田駅の海側(西側)改札口の供用に伴い、その横断歩道より海側約50メートル辺りに交差点ができています。
そのため海側からの歩行者は、その交差点辺りで横断することが多いように思われます。

実情に合った位置に横断歩道を移動していただくことはできないでしょうか。

(2) 春木駅付近のT字路の停止線について

春木駅から約200メートル和歌山側の山側からのT字路の停止線について、一旦停止の標識が道路の上に掲げられていますが、停止線がほとんど見えないため、どの位置で停止すればよいか分かりにくい状態になっています。
特に夜間は一層見えづらい状態です。

前回、消えかけている停止線については、すぐにご対応いただけるとのことでしたので、御検討いただけないでしょうか。

【警察】

(1)については、現在、道路管理者である大阪府岸和田土木事務所及び岸和田市道路整備課と横断歩道の移設に向けて協議中であり、今年度中に移設する予定です。

(2)については、現在、付近で道路工事中であり、その工事の工程の中に道路標示の引き直しが入っておりますので、年度内には対応できると考えております。

【委員】

(1) 道路中央線の標示が消えている件について

久米田駅山側(一方通行、入口辺りの信号から八木市民センターへと向かう道)の道路中央の黄色のラインが消えています。

また、五叉路となっている信号で私有地との境が溝になっています。

夜間など足元が分かりにくく、転倒の危険があります(実際に転倒している人を見ました。)。

(2) 右折専用信号の設置要望について

26号線、別所東2号の交差点で、山側から海側、また、山側から大阪側へ右折する時に渋滞がよく見られます。

右折専用信号の設置はいかがでしょうか。

【警察】

(1)については、中央線(黄線)の「右側部分にはみ出しての追い越し禁止」規制の解除とともに、道路標示の引き直し(白線)の申請を大阪府警察本部に行います。
側溝については、大阪府岸和田土木事務所には既に要望内容を申し伝えていますが、委員または町会から直接、連絡して欲しい旨の回答でしたので、よろしくお願いします。

(2)については、右折専用の信号(右折矢印)を設置するためには、右折専用レーンが必要となりますが、道路幅員が狭い(4メートル)のため2車線にすることはできません。
車線は、1車線の幅員が2.75メートル必要となります。